RCMクラフトマンシップ車輌はサンクチュアリーのスタッフ主導の元、作り置き販売車輌として製作される RCMの在庫車である。フレーム補強やワイドレイダウン加工。ダイヤモンドコートでのフレームペイントと エンジンのフルオーバーホールに耐熱ガンコートなど、オーダーメイド式のRCMと何ら変わらない基本的な 作業がベースとなっている上で、RCMの醍醐味たる、シャシー系や吸排気系のチューニングが施されている。

これを前提に、状態の良いUSEDパーツ等を一部に使用。そこで大きなコストダウンを実現させており、 非常にコストパフォーマンスに優れたマシンとして完成を果たしている。このRCM－306も、そんなクラフトマン シップ車輌として企画がスタート。製作が始まって間もなく、現オーナーの目に留まり先行にて売約となった 一台である。製作開始直後にオーナーが決まっただけに、そこからはオーナーのリクエストが多く反映される 形となる

。アルミの製品などは、アルマイトカラーを好みで選択しても予算は変わる事なく進行。また、その他の パーツにおいても、部品の差額のみでアップグレード化を果たしており、言うなればセミオーダーメイド方式で 製作されたRCMであると言える。