このRCM-295のオーナーは、このマシンを作るにあたり、車体各部の仕様や色など、その殆どを自分仕様の
好みで指定。本来はオーダーメイドのコンプリートマシンとして製作されるRCMだけに、正に堂々たる一台だ。
基本的な構造は、17インチシャシーを採用したもので、これに伴いフレーム補強はST-II、ワイドスパンレイダウン、
ドライブチェーンオフセットによるインライン処理など、全てのメニューは完璧に施し済みである。エンジンには
73mmの鍛造ピストンを組み込んで、各部表面処理を施したもの。
この1105ccという排気量に拘りがあったとは
オーナー自身の弁である。各部をハイグレード化され新生したZ-1。軽い街乗りからワインディング走行まで
オールラウンドに性能発揮できる、そんな一台である。 |