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ガセットプレート/バーリングホール
補強材をフレームに溶接するにあたって重要なポイントは、補強材そのものの材質、形状、サイズです。同じ溶接加工を施し て補強をするのであれば、精度の良い適材を効率良く適所に施すのが大切です。フラットなプレートをシングルで使用するのではなく、ガセット状のプレートを 使用する方が、格段に補強の効果は向上します。
また、バーリングホール加工等の後処理を加えるだけで、その効果はさらに高まります。メインフレームパイプの肉厚自体が 2mm程度のパイプで構成されているのにもかかわらず、補強用プレートを2mm以上の厚い材料を使用して溶接し、その後、振動や経年変化による影響で溶接 周辺部にクラック(ヒビ割れ)が発生したりするというケースは、補強材のサイズが適正でなかったり、形状に問題がある場合が考えられます。
1.専用の押し型で平板からガセットプレートを抜き出す。
2.補強箇所に合う形状に加工。厚いプレートより強度に優れる。
3.ラジアル系カッターで下穴を開ける。まだ強度は低い状態。
4.専用プレス工具でバーリングホール加工を行い、更に立体的にする。
5.軽量且つ、ねじれに対する強度が向上した補強材が完成。