皆さん こんばんは、 サンクチュアリー本店の中村です・・
最近・・ 事務仕事を始め、いわゆる 社長業なども 含めた、内勤仕事に 追われ
なかなか工場で 仕事が出来ません・・ 中村は基本、メカニックとして 今日まで
やって来た 人間です・・ 現場で汗し 油にまみれ、毎日を 全力疾走して来たんで
ここ 数カ月間は、かなり フラストレーションが 溜まっている 感じ・・
とは言え・・ 決して デスクワークを、軽視している 訳じゃ~ ありません・・
よくも まぁ これだけ・・ デスクでの仕事が あるもんだと・・ 正直 驚いてます
と・・ まぁ そんな訳で、 勤務時間中に ブログも 書けず・・ (^_^;)
眠い目を 擦りながらの 文章ですんで、おかしな所は 何卒 お許しください・・
あくまで中村流で、RCM!・・ (その2)で 御座います・・
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FZR1000の 純正、デルタ BOX スイングアームと、SCULPTUREの
ハイブリッド スイングアーム・・ 一旦 フレームに、仮付けを 致します・・
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これだけ形状が 違うものですから、実際に 取り付けし、様々な使用状況を
連想するべく、検証を しておきます・・ スイングアームは、リアの 足回りを
全て 動かしている 重要な 部位ですから、フルストローク時 の、オートバイが
走っている 動車状態で、各部を 見ておく必要が あると 考えているからです
何とか なるだろ・・ 的は、ダメっ!・・ あくまで 論理的に、 現実的に・・
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オートバイが 実際に 走っている 際の リア廻りを、こと細かく 連想する・・
この チェーンスライダー なんかも たぶん・・ これじゃあ ダメでしょうね・・
手に しているのは、比較的 相性が 良いかも と 判断した、DAEG用ですが
おそらく これではダメ!・・ 遠回りですが、専用設計する 必要性 ありです
この辺りの 加工は また 先々、 お見せして 行きますね・・
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まずは、この RCM-307 Z1-Rの オーナーである、遠い 南の方に 住んでる
Y さんからの リクエストでも あった、スタビライザーを 溶接しましょう・・
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Yさん お気に入りの、モナカ合わせ ブラケットに バーリング ホール加工・・
アルミ材を 自由に 変形させた 板金の質感が、ワンオフ感 たっぷり・・ ♪
こう言う 造形もの こそが、カスタムバイクの 醍醐味で あると、常々 感じます
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もちろん、軽いのに 高剛性・・ 機能が 無い物ほど、 虚しい物は ありません
あくまでも 性能の向上が 前提・・ その上での、フォルムの主張で ありたい・・
少なくとも、サンクチュアリーの RCM は・・ こう ありたい・・
ピカピカに 塗り上げられ、グラデーション塗装で 装飾された 外装のマシン・・
肝心の 造り込みが 薄くては、ただの 飾りバイクと なってしまいますからね
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今回、RCM-307に 使用する リア ブレーキキャリパー・・
とにかく ブレンボ製ばかり 一色の 中、 より個性を 出したいとの 事から、選択・・
コンパクトすぎるが 故、ストリートでの 使用に 不可欠な コントロール性が、若干
心配ですが、リジットマウント方式で なるべく良い フィーリングを 追求します・・
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A5052 ジュラルミンプレートを 曲げ込んで 製作した、こちらの 部品・・
これも Yさんからの リクエストで、スイングアームに オイルキャッチタンク 機能を
設ける為の 部材・・ 左下の部品は、ドレンボルトの 取り付けボスです・・
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併せの隙間を 現物 摺合せし、歪みを 生まない様に 溶接して行きます・・
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同時に、補強作業も 施しました・・ かなりブコツに なって来てます・・
溶接で 色んな物を 追加しましたが、意外にも まだ 軽いのが、嬉しいですね・・
重い スイングアームは、とにかく ダメなんです!・・
軽くて、強い・・ この 相反する 要素こそが、 絶対に 大事なんです・・
あくまで中村流で、RCM ・・
この RCM-307 Z1-Rを、 最高の一台に・・ 仕上げたいですねぇ・・♪
遠い 南の方に 住んでる、Y さ~んっ!・・
イカした 一台っ! 一緒に 造りましょうっ!!・・