こんにちは 皆さん・・。サンクチュアリー本店 中村です・・。 前回、RCM-201 MK-Ⅱを
更新したら 微妙な空気が流れたので、今回は RCM-200 ターボを 久々お見せ致します・・
微妙な空気の発信源は この方、RCM-200 のオーナー、今井さんです・・。 気のせいか?
だんだん笑顔が 少なくなって来てる 気がします・・(汗)。 作業担当は 私 中村と クロの二人。
日夜、今井さんからの キッついプレッシャーと 向かい合いつつ、大大大 奮闘中っ!・・ (涙)。
中央に見える クランクキャップ上の 黒いプレートは、APE製のサポートプレート・・。タービンが
回った際に、急激に発生する トルク上昇時の ねじれ対策で、なかなか効果ありの 部品・・。
収納される クランクシャフトは、もう おなじみとなった フルリビルドクランクを 奢りました・・♪ 。
こーなると、締め付ける ボルト・ナットも 合わせて強化品に 替えたい所・・。クロモリ材質の
ケーススタッドで 締め込みます・・。 (くそ~・・何か いいペースで、サクサクやってんなぁ・・。)
クラッチハウジングは とーぜん、Z1000 ポリス用を コンバート・・。 今回は ニードルローラー
ベアリングを センターに採用した 高負荷対応、J&J さん オリジナル製を使っております・・。
順調なクロメカを 横目に、いまだフレームと格闘中の 中村・・。 とにかくこの RCM-200 、
細かな加工作業が多く、個性的なメニューが 多いと言うか?切って!造って!貼って!的な
作業が てんこ盛り・・(汗) 同時にかなり昔に施した 古い補強が イマイチなので、その辺りの
リメイクも重なって 時間が掛かってしまい、今井さんの プレッシャーを、あびるハメに・・(苦笑)
ヘッドパイプに施された ガセット補強も リメイクで、バーリングホールを 追加!・・♪ 。
背中のプレート補強・・「昔はこんなに ヘタくそ だったんだなぁ・・」と、シミジミ 実感です・・(笑)
リメイク後 ・・どうですか? 形状も より効率的となり、溶接も いい感じに 仕上がってます・・。
補強材のリメイクが 終わった所で、次は タンクのマウントピン・セットバック加工に 移ります・・
RCMー200 は、実は セパレートハンドル仕様に 変わるので、ハンドルの絞り角を 適度に
もたせつつ、かつ、ハンドルを左右に 切った際、タンクにハンドルスイッチ等が 干渉しない様
あらかじめ タンクの搭載位置が、若干後ろに スライドされた位置に しておくと言う訳です・・。
新たに 削り出した タンクのマウントピン・・。 左右一体になってる 形状は、このまま 溶接して
固定された後に、真ん中を切断して 切り離せば、楽ちん精度バッチリ!と言う 仕掛け・・♪ 。
これが 出来上がったところ・・♪ 。 わかりずらいでしょうが マウントピンの位置が、10mmほど
後方に 下がっております・・。 後は シートの前部を、若干すり合せ加工してやれば O K!・・。
セパハン化したのは いーけど、ハンドル切ると スイッチ類が タンクに当たっちゃうモンだから
仕方なく ハンドルの取り付け角を 広げたら、今度は ライポジが やたらと疲れるっ!みたいな
仕様だけは 避けたいですから、フレーム単体時に しっかり施しておくと、後々楽なんです・・。
RCM-200 ターボ・・まだまだ フレームへ施す作業が 沢山あるので、しばらく このペースで
進みます・・。 (ふぅ~・・ ダイヤモンドコートに 出せるのは、いつの事やら?・・(汗)。