3夜連続にて、A16-004 野外ロケ (最終回)です!
周囲を十分に 安全確認しながら、カメラの配置 完了!
これより インプレッション & 撮影の開始です!
友野さんは自身の愛機、RCM-248 GPz1100はもとより
ロードライダーフェスタのROCデモランでも Zレーサー1号機で
走っており、空冷Zのハンドリング特性を 熟知してるライダー・・・
また 最新マシンのインプレやレースに至るまで、数多くの経験値が
あるから、ロケに限らず A16のテスト走行における感想を聞くのが
もう一つの目的でもありました。
自信はあるけど やっぱりドキドキ・・・ 気持ちは昂る一方です!
A16‐004 走行開始!
違和感なく 軽やかに走り出す、A16‐004と友野さん・・・
徐々にタイヤも体も 温まって来たのか、少しずつ走りに迫力が
増して行き・・・
のぼり下りを問わず、コーナーを軽快に切り返して行く その姿は
やたらとスムーズなのに 余裕と速さを感じさせる走り・・・
あきらかに安定感があり 「こりゃ~ やったぜ!」 と言う 思いが
胸中に沸き上がりました。
うん!
はたで見ていて、すごく 気持ちよく走れているのが わかる!・・・
いい感じです!!
吾希人のヘルメットに装備されていたインカムと、友野さんの
ものを繋げて 走りながら情報交換できる様にし、この後もしばらく
インプレッションは続きます・・・
かなり長い時間、気に入って走り込んでいた 友野さん・・・
結局 数時間にも渡り、走りっぱなしでした・・・
走行ロケが終了し 最後に車両の置き撮りをするべく、一部の
パーツを撮影仕様に戻します。
気が付けば 夕方も手前・・・ すでに西日が差し始めて
本日のロケ、終了ですっ!
インプレが終わり、友野さんから聞かされた言葉は 最高の評価。
「ブレーキングしたまま寝かし始めて 狙ったラインでコーナーに
侵入できるから、すごい! 現行マシンみたいなハンドリング!
しかもマシンが軽い! このマシンは空冷Zと全然違う!」 と
絶賛のコメント・・・
興奮し気味に語ってくれたのが、とても印象的でした・・・
中村も愛機 001のツーリングで、ワインディングを走った時に
(コレあきらかに Z1‐R時代と違うよ) と、ヘルメットごしに
一人ブツブツ つぶやいてたんですが、この日 友野さんのコメントを
聞いて ぼやけたものが確信に変わりました・・・
中村レベルの乗り手じゃ 説得力が足りないけど、 でもですね・・・
乗れば驚くほどの大きな違いを 体感するんですよ・・・
まず、軸剛性感がまるで違う!
大径ステムシャフトとベアリング容量の違いが、かなり デカい!
フルブレーキング時や下りのコーナー侵入で、相当 痛感します!
そして エンジンフィーリングが空冷Zそのものなのに、ロール軸の
低さが全然違うから、コーナリング中 思わず笑っちゃう・・・(笑)
それら全ての要素が 乗っていて “楽” と言う 感覚をもたらす・・・
今日の友野さんは、それらをもっと高いアベレージに持って行った
時の体現を 具体的に語ってくれました・・・
これなら近年のネイキッド車両や 現行マシン達と、はれます・・・
ふーふー ヒーヒー 言いながら、無理して連いていった あの走りを
劇的に変えられる!
成果のあった 一日でした・・・
もちろん自信は あったんですよ・・・
けど、プロライダーに正しく評価して貰うまでは どこまで行っても
自己採点ですから、今日は意義のある 一日だったと言えるでしょう。
ロケを支えてくれた 皆さん、改めて本当にありがとうございます。
お疲れさまでした~っ!!!
で・・・ 数日後・・・
十数年来の友人で、海外輸出専門の梱包を行っている 知人の会社に
持ち込みました・・・
オートバイを海運で輸出するには、こう言った専用の梱包が
必要になるんです・・・
木枠梱包、完了っ!
RCM USA A16‐004・・・
いざ! ロサンゼルスへ!