US RCM A16‐007(その21)
10代の頃から憧れた オリジナルのスペシャルフレーム・・・
イタリア Bimota社をはじめ、世界中のコンストラクター達が
世に輩出して来たオリジナルフレーム車両には 夢がありました。
厳選された材料を元に、コンパクト化されたジオメトリー・・・
効率的なパイプワークにより、補強など不要な 強靭な構造・・・
それらは何もかもが ノーマルフレームを大きく凌駕した性能で
バイク雑誌を見ては 「このフレーム! 欲しい~っ!」 と・・・
当時、10代の自分などに とても買えるようなシロモノではなく
しかも一体 どこで買えばいいのか?・・・
買ったら 買ったで、どうすれば使えるのか?・・・
今思えば何も知らずに、ひたすら妄想に浸っていた あの頃・・・
三重県在住 H・K さんの、US RCM A16-007(その12)です!
美しいペイントで 仕上がって来た、待望の外装パーツ達・・・
アメリカ Radical Construction Manufacture USAと 今回一緒に
製作した、US RCM専用 新型タンクステッカー!
数多くは必要ないでしょう、プレミアムバージョンです (^^♪
アルミインナータンクも、マットな感じの仕上がりが Good!
ニュートン製 タンクキャップを取り付けると、よりタンクらしく
見えますね・・・
こちらは 日本側、サンクチュアリーで単品製作したもの・・・
贅沢にも、アルミ削り出しの タンクエンブレムホルダーです。
「いいね!」 と 思って、タンクに貼ろうと曲げようとしたら
すんごい強くて、ぜんぜん曲がらず・・・ ( ̄▽ ̄;)
どうやって きれいに曲げようか、考えた結果・・・
これ これっ!
イングリッシュホイールがあったのを 忘れてましたっ!
始めて 数分後・・・
きち~んと きれいなRで、弓なりに曲げて行けます・・・
う~~~ん・・・ これ、 あたりかも~っ! (^^)/
この後 外装部品を取り付けし、ひとまず撮影仕様の状態にして
準備完了しました。
あけて翌日・・・
いつもより少し早く出勤し、2台のマシンを積み込み・・・
本日はおなじみ 東京某スタジオにて、2台の US RCM A16を
撮影する事になっております。
「ついに ここまで来たか~!」 と、喜び勇んで出発したら・・・
いつもはボチボチでも流れてる 首都高環状への合流が、この日は
なぜか? 全く流れず・・・
余裕を持って出発したのに、遅刻 決定だ・・・ (;一_一)
それでも数分遅れで、いつものスタジオに到着!
さぁ~! チャッチャ 行くよ!! チャッチャ~!!!
遅刻すると毎回、同じノリかも・・・ (;^_^A
「今日の被写体は 極めて特殊だな~ 」 と、言わんばかり・・・
富樫カメラマンも 珍しそうに見てました(笑)
RCM USA A16 007・・・
次回 最終回、 完成形 お見せします・・・