こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
少し前に更新した、 色々考えると・・・ (その1) ですが
予想に反して反響があり、皆さんが意外に興味を持って見てくれた
事に ちょっと驚きました・・・
今後も時々 綴って行きたいと思います。
枯渇が進み、のきなみ相場価格が高騰した 空冷Z系マシン達・・・
(その1)では その辺りの話を、さわりだけ語らせて頂きました。
RCMの中でも 空冷Z系の比率は 非常に多いですからね・・・
2000年から本格的にスタートした RCMは、全てのマシンに
シリアルナンバーが与えられている事は、皆さんよく ご承知な通り。
RCMの象徴 、アイデンティティーでもある シリアルナンバーは
この18年間で 480番台に届きつつあります・・・
先を見据えたなら 3桁で十分・・・
今の路線で4桁台のシリアルは無理だろうなとイメージしていたので
最初から3桁と見定めてスタートしたんです。
2000年当初は 今ほど時代の変化を感じなかったので、せいぜい
30年も続いたのなら 大成功だろうと考えてたんですが・・・
3桁だから RCMファイナルシリアルナンバーは 【999】・・・
あくまでも予想ですが、600番台頃からは 空冷Zの比率が下がり
今まで見かけなかった機種の割合が 増えているかも知れません。
もっとも・・・ 今後 消費税率も上がるだろうし
比率うんぬんではなく、台数そのものが鈍化するのかも・・・
とにかく 空冷Z系RCMは、永遠に供給し続けられる訳では
ないと言う点が、今もっとも頭の痛い課題です。
では、そこんところ・・・ 今後 どうなるかと言いますと・・・
サンクチュアリー本店では 今から4~5年ほど前、江戸川区時代に
数十台と言う単位で買い込んでおいた 空冷Zがあり、ここ数年は
それらの在庫を用いて RCMを製作して来ました・・・
例えばこんな感じの 程度のZ・・・
見た目は悪いですが エンジンに水は混入してないし、フレームに
大きなダメージがないと言った ベース車です。
まだ比較的 良心的な価格で買えた頃の在庫だったんですが、最近に
なってその在庫も そろそろ底が見えて来ており、どうやらいよいよ
今までの価格帯でご提供するのが、難しくなりつつあります。
ベース車の価格が上がってしまうと、もちろん それにあわせて
トータルでの価格が変わって来る・・・
例えば RCMクラフトマンシップの場合、RCMとして全ての工程
セクションをキッチリ作業し 完成した車両が ¥3,980,000と言った
あたりの価格帯だったものが、今度は 全く同じ仕様にもかかわらず
¥4,280,000~の 価格になってしまう・・・
最近になって仕入れたベース車もあるんですが、それらをベースに
すると、どうしても今までと同じ価格では 出来ないんです・・・
まだ あと1~2年は持つだろうと思っていた、在庫だったんですが
昨年~今年と 予想以上にRCMのオーダーが多く、かなり早い速度で
減って行きました。
正直 今の感じですと、来年はおろか 年内に価格帯が変わる可能性は
充分あるかと・・・
何とか頑張って 今までの価格を維持したいんですが、近く必ず変化が
あると思いますので、今 ご検討されてる皆さんには 大変申し訳ない
報告になるんですけど、何卒ご容赦 頂ければと思います <(_ _)>
う~~~ん・・・ なんか・・・
暗い展開のオチに なっちゃったな~・・・ (;^_^A ヤベー
(その3)に続く・・・