こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。
福岡県在住 O・Y さんの、RCM-454 Z1‐R (その3)です!
組み上がったエンジンを、早速 搭載・・・
フレームに養生をした上で、基本 3名で行えるのがベストです。
まずは二人で、車体右側より フレームにアクセスし・・・
最初の一人が 左側にいた者にバトンタッチして、持ち替え・・・
手離した者はすばやく、エンジン下のジャッキ高さを合わせる。
ジャッキが効いたら 少し休憩できるんで、そこで体制を立て直し
後部ロアー エンジンマウントボルトを通す・・・
空冷Zに限らず、ダブルクレードルフレームのエンジン脱着は
概ね こんな感じでしょう。
ちなみにエンジンは エンジンマウント系を全て取り付けした後も
意外と上下に遊ぶもの・・・
マウントボルトを完全締結する前に、エンジンをジャッキで制御して
遊びの中で適切と思える高さにし 固定しています。
マウントボルトに最もストレスが掛からず、かつ 少しでも低重心に
なる様なエンジン搭載位置を イメージして決めています。
エンジンが完全固定されたら、マフラーの取り付け・・・
ナイトロレーシング製 チタン手曲げEXの、ハーフポリッシュ仕様。
サイレンサーも同じく ナイトロ製、ストレイトチタンTYPEの
320mmの V‐1 サイレンサーです!
オイルクーラーの配管は、オリジナルのレイアウトで組み付け・・・
ひと手間作業が増えますが、RCMの場合 ホースの軌道や長さなど
ゆずれない拘りがありまして、20年間ず~っと この路線なんです。
吸排気・冷却系と、エンジン始動できるシチュエーションが
そろいましたんで、点火系も仕上げてしまう事に・・・♪
しばらく欠品していた サンスター RCMコンセプトディスクが
納品されて来たので、シャシー最後の作業に入ります。
ブレーキホースまで組み付け、コンプリート!・・・
いいですね~・・・♪ 好きな絵です・・・ (^ ^ゞ
エンジン始動、一発OK!
メカノイズ、オイル漏れ なし! 小気味良いレスポンスでした!
灯火系の作動も確認してた様ですが、何やら騒いでます?・・・
なるほど!
ヘッドライトオンの際、セパレートハンドル仕様の場合では
気にならなかった カウル内のライト光漏れが気になるみたいで
ちょっとしたインナーパネルを 造ろうと言う事になった様です。
福岡の O・Y さ~んっ!
RCM-454 Z1‐R、大変順調に進んでおりますんで
来週あたりに登録し、その後 車両撮影&ロードテストを経て
7月20日までには配送できると思いますよ~っ!!!
= お知らせ =
私中村は 7月2日(月)~10日(火)まで、イタリア ミラノ出張の為
9日間 不在となります。
出張中は何かと ご不便お掛け致しますが、今回も各メーカーとの
打ち合わせが 多数あっての訪伊となります。
大変ご迷惑を お掛け致しますが、よろしくお願い致します。
サンクチュアリー本店 (株)ノーブレスト 代表 中村 博行