アメリカ ロサンゼルス Radical Construction Manufacture USA Inc
通称 RCM USA Inc・・・
皆さん既に ご存知とは思うが、オリジナルフレームを製造し、認可された
自社製シャシーでオートバイを生産する、Motor Cycle メーカーである。
RCM USA Inc 記念すべき最初のモデルは、空冷Zのエンジンを搭載した
A16 シリーズ・・・
30台限定生産で造られた A16は、絶対これ以上の台数になる事はない。
法規の関係上、特別増産とか言った可能性は 皆無であるからだ・・・
30台限定で造られた A16は現在、完成済みの我が愛機 A16-001を
筆頭に、ブログでご紹介している 三重県在住 H・K さんの A16-007の
存在が認識されている事でしょう・・・
ところが他にも 作業進むA16が数台・・・
今年の夏 ロサンゼルスに送られる予定の、A16-004・・・
サンクチュアリーレッドイーグルから オーダー入った、A16-008・・・
日本国内用デモンストレーション車両として、A16-009・・・
そして これからご紹介する、千葉県在住 M・T さんの A16-002に
N・K さんの A16-003を加えた 延べ7台が、実は消化済みであった。
そんな状況の中、つい先日の事・・・
そのA16-002と 003のオーナーになった、T・Mさん&N・Kさんの
お二人が ご来店・・・
いよいよ具体的な仕様を決めるべく、担当メカニックの仁科と より細かな
打ち合わせをしていました。
実の所 A16-002と 003は、もう随分前に お二人からご予約を頂いて
いたんですが、担当の仁科が他の業務に追われており、やっと少し前から
本格的に進行し始めたと言う 訳だったんです。
お二人共実は RCMオーナーで、M・Tさんは RCM-346 Z‐1・・・
N・Kさんは、RCMー370 MK‐Ⅱのオーナーなんですが、両氏共に
ビキニカウルを装備した Z1‐Rイメージの001を モチーフにしており
それぞれ超個性的なA16を生み出そうと、イメージしている模様・・・
US RCM A16は、ベースとなるスタート仕様車から オーナー好みの
アップグレードを図れる 受注システムなので、ここまで多少の時間は
過ぎましたが 造るプロセス・・・ 完成までの工程を楽しんで頂きたい
特別なマシンなので、記念すべき製作期間の醍醐味を とくと堪能して
頂きたいと思いますね ♪
A16の最初の状態車 スタートエディションでは、スイングアームに
何の装備も されていません・・・
002&003は それぞれアップグレードで、スタビライザーを追加・・・
こちらは A16-003のスイングアーム・・・
SCULPTURE製 A16専用 特別仕様スイングアームに、TYPE‐C形状の
スタビを溶接しました。
この後 2台のスイングアームは、表面処理を経由して・・・
空冷Z系の企画とは比べものにならない程の、大径ピボットベアリングを
圧入されている こちらのアーム・・・
鈍く光る ブロンズアルマイト処理を施された、A16-002のもの・・・
003に対し、002のスタビは TYPE‐B形状を採用・・・
画像ではわかりずらいですが、よく見ると下地に ヘアーライン処理が
施されており、その上にブロンズアルマイトを重ねると言う 凝りよう・・・
こちらA16-003の方も 下地にヘアーラインを施し、半光沢ブラック
アルマイト処理にて仕上げました・・・
US RCM A16は、こうして新車段階から 個性的なアップグレードを
取り入れる事が 前提のマシン・・・
30台全てが、オーナー自身によるカスタマイジングメニューを施されて
誕生するストーリーの 特別なマシンなんです・・・
さぁ~ このA16-002&003も、ここに来て 急ピッチに進展開始!
久々とんでもなく 個性的な2台のRCMになる事、間違いありませんから
誕生までの工程を これから時々ご紹介して行きたいと思いますっ!
M・T さ~ん! K・N さ~ん!
また来月のご来店、 お待ちしてますからねーっ!! (^ ^)/