宮城県在住 Y・O さんからオーダー頂いた、キリ番 シリアルナンバー
RCM-400 Z1-R、最終回です!
製作がスタートしてから 早や、1年と10ヶ月・・・
何も作業が遅くて、ここまで時間が 掛かった訳じゃ~ないんです・・・
オーナーの Y・O さん、曰く・・・
「キリ番 RCMに相応しい スペックのマシンにしたいから、た~っぷり
時間かけて ゆ~っくり進めて下さい!」 との リクエストだったんですが
まぁ、 た~っぷり・・・ ゆ~っくり やってたら・・・
1年10ヶ月も 経っちゃったと言う訳でした・・・ (;^_^A
これまでもキリ番RCMは、とにかく 製作に時間を掛けるケースが多く
造っている間に、次のキリ番が迫って来る なんて事が殆どでした・・・
実は次のキリ番 RCM-500も、最近になって話が来ているんですが
まだ構想の段階ですので、RCM-500がスタートするまでに 何とか
納車が出来そうです。
ASウオタニ SP-Ⅱの真っ赤なCTユニットは、ツインプラグ専用の
PAMSバージョン・・・
リアマスターリザーバータンクステーや LEDウインカーリレーなど
諸々装備を きちんとブラケット固定するのと同時に、CTユニットも
ラバーマウントで固定出来る 電装プレートは、単品製作ものです。
アッパーカウル回りをステアリングステムにマウントせず、フレームから
削り出しのブラケットを介して固定・・・
ステムに重たいカウルや メーターなどが装備されている、Z1-R・・・
いわゆるママチャリ カゴ満載走行に類似した、Z1-R 最大の泣き所を
フレームマウント式とした事で ハンドリングを格段に向上させてます。
ビーター製アルミタンクに、メーカーのエンブレム 〝Kawasaki” は
ペイント仕様・・・
ワンオフメーターパネルも 表面処理が仕上がって、完全にフィニッシュ・・・
Brembo製 スモークタンクも、コンパクトなステーを単品製作して
メーター視認性の悪影響がない位置に レイアウトしました。
さり気なくペイントされた、RCMシリアルナンバーロゴの ペイント・・・
Y・O さん 拘りのポイントです・・・
レーシングレイダウンにより 形状が変更されたフレームに対応させた
サイドカバーは、脱着が容易な クイックファスナー式を採用・・・
機種エンブレム〝KZ1000 Z1-R” ロゴも、ペイントで入れました。
多色化を避けたカラーリングは、車体とのカラーコーディネートを伴わせ
統一感あるセンスで 纏まっています・・・
ブルー基調で 部分的に遊び心は取り入れてますが、とにかく派手に
沢山の配色をするのだけは 絶対に避けたいと言う、Y・O さんからの
リクエストでもあったんです・・・
グラデーション映えする塗装ではなく、造りで魅了するマシン・・・
目に入るカラフルさではなく、シルエットが脳裏に残るマシン・・・
このRCM-400も、ストイック路線を踏襲する RCMらしい仕上がりで
ここに完成しました。
Y・O さ~んっ!
近日中に ホームページのRCMギャラリーにて アップされますから
そちらも是非、見て下さいね~っ!!