こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCMは基本、空冷Z系をベースにしたものが 最も多くを占めます・・・
Z‐1、MK‐Ⅱ、Z1‐Rの 三機種にのみ、人気が集中しておりますが
ここ数年で進んだ Z系車輌の枯渇から、今ではベース車を探すだけでも
ひと苦労する時代・・・
いつかは Zに! と 考えていた人達にとって、このZ系車輌の枯渇は
深刻な問題・・・ 数年前から みるみる内に相場価格が上がって
気が付いたら以前の倍値に、なんて状況・・・
残念ながら 「もう 諦めたよ」 と言った類の話も、耳にした事があります。
あと何年 出来るかわかりませんが、少しでも RCM Zを世に出すべく
また なるべく予算のご負担が大きくならない様、努力奮闘してますんで
皆さんまだまだ 諦めるのは早いですからねっ! (^_-)-☆
少し前よりスタートしていた、香川県在住 Y・O さんよりオーダー頂いた
RCM-446 Z‐1・・・
Y・O さんも諦めていない方の、一人と言う訳です・・・♪
対して 努力奮闘する側は、中村&仁科のコンビ!・・・
最近やたら仁科が出まくってますが、ただの偶然です・・・ (-ω-)/
ダミーエンジンを搭載し、レーザー測定とストレッチを 終えたフレームは
サンクチュアリーオリジナル フレーム補強ステージⅡを施し、完成!
粉黛塗装工程へと旅立ちました・・・
エンジンの段取りも開始・・・
バフ研磨部門 菊地に仕上げて貰う前に、仁科自身の手で下研磨・・・
RCM-446では、空冷Z系 RCMのエンジンでは比較的少数派となる
ヘッドカバー4隅&ケース側面カバー系が、バフ仕上げの仕様・・・
サンクチュアリーリアライズでガンコート塗装する前に、バフ部の研磨を
先に行なっておく 必要性があった訳です。
そして 数日後・・・
フレームが戻って来ました!
展開 早っ・・・ (;^_^A
意外と重要な、ステムベアリングレースの打ち込み・・・
専用のハンマーを用いて 打ち込むんですが、そもそもレースの圧入側
フレームヘッド側が荒れていて バリがあったりすると、上下レース位置が
わずかにずれて ステムナットを正しく締め付け出来ませんから、レースが
打ち込まれるヘッドパイプ側の状態が、かなり大事な要員となるんです。
ここで RCMの魂、おなじみ シリアルプレートを取り付けました。
“446” ですから 当然、446台目のRCMと言う事になります・・・
このRCMシリアルナンバーは、現在日本全国に在るサンクチュアリーの
全店舗で統一の連番となっており、それはこれまで 海外に輸出された
RCMとて 全て同じもの・・・
この数10年間 不変の存在として定着した、ワールド企画でもあります。
車体を立ち上げるにあたり、暫定で仮り組用スイングアームを使用・・・
実はSCULPTUREスイングアームの生産が、間にあっておりません。
完全自社オリジナルのスイングアームなんですが、年間で100本以上を
造ってるものの、業者さんからの注文も頂けており 全然追いつかず・・・
しばらくこの仮り組用で 進める事にしました。
そうこうしてたら、外装ペイントの方が先に上がって来ました!・・・
いやいや、何か いつもと順番違うんで ずっこけますわ・・・ (^_^;)
香川県の Y・O さ~んっ!
只今エンジンを進めておりますんで、またご紹介 致しますね~っ!!