共に歩む パートナーの存在 なくして、プロジェクトの成功は ない・・・
それが 難易度高い 挑戦ならば、尚更の事であろう・・・
全ての加工を 自社内で行うと 言う 行為に、別段 価値観を 感じた事はない・・・
自らが やりたいだけであって、それが 最良・最高に 繋がるとは 限らないからだ・・・
大いなる メーカーが皆 そうである様に、専門分野工程は 外注となる 業者が入り
部品や加工を 供給される・・・ より良い品質を 追求するなら、その道に長けた
熟練者に任せるのが、最良の結果に 繋がると 言うものだろう・・・
だが・・・ 当然の事ながら、それはコストに 直結する・・・
コストを 考慮するなら、総削り出しのピボットなど 到底 成り立つ はずもない・・・
このセクションだけでも フレーム単体に 回せる予算を、大半 使い切るからだ・・・
それでも アルカディア 高野氏に頼むのは、クオリティーを 確保 したいが為・・・
そして 何よりも、高野氏の プロジェクトに掛ける 情熱が 欲しいが為 でもある・・・
何もかも 3Dで 仕上げるのは 容易ではないが、高野氏に 依頼する以上、ここは
拘りたい 所だ・・・ “ 強靭で ありながら、 より軽量な 部品を造る ”
この条件を 真剣に満たすなら、3D形状に 至る事は 避けられないからだ・・・
総削り出しの ブラケットに 剛性不足の 不安感はない・・・ むしろ・・
強さを求める事への 懸念ではなく、軽さを 求める・・ ここに最大力を 注ぐべき・・・
強靭で ありながらも 同時に 軽さを得ると 言う事は、決して 容易ではないからだ・・・
仕上がったピボットを 見る、高野氏・・・
機械で造って 人間の目で 見て、部品の精度検品を 施して行く・・・
最後は 高野氏の、経験とセンスで 品定めされた ものだけが、採用される訳である。
もう一度、言おう・・・
部品の クオリティー追求も さながら、何よりも 嬉しいのは、同じ プロジェクトに
向かって、同じ 志を 共有できると 言う事だ・・・
これから 沢山のハードルに、ぶつかって 行くであろう・・・ それは わかっている・・・
それでも・・・ その都度 協力しながら、何とか 乗り越えて行きたい・・・
共に歩む者が いると 言う事は、そんな勇気を 持てる事でも あるのだから・・・
革新する 新たな RCM プロジェクト・・・
アメリカ カリフォルニア州 ロスアンゼルス出張まで、 あと 2週間・・・