こんにちは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
昨日今日 始まった事では ありませんが、RCMは 日本全国から 問い合わせが来ます・・
一年間の製作数は、本店が およそ 35台前後・・・ また他にも、全国に 7店舗ある
グループ店で、合計 15台前後の RCMが 製作されてますから、合わせて 50台前後の
RCMが、一年間で 誕生しています・・・ それは年間に、50人の RCMオーナーさんが
誕生していると言う 事でもありますから・・ 今更ながらに、 本当に ありがたい事・・・
今回 ご紹介する この RCM-373は、今年に入ってから 猛烈に 問い合わせが増えた
Ninja スポーツパッケージ New TYPE-Rで、オーナーの A さんは 北海道 在住の方・・。
この A さん・・ 既に Ninja A-14を 所有されており、TYPE-R風に カスタムをされて
いたのですが 「同じ部品を 取り付けていってるのに、何か違うーっ!・・」 と、言い出して
何と A-14を 下取りに出し、今回 RCM-373を オーダーした 強者でした・・ (^_^;)
A さんが おっしゃってる事は、ごもっとも・・・
RCMは 単に、NITROや SCULPTUREパーツの 集合体って 訳じゃ~ ありません・・
【造り込み】 って 言葉を よく 使ってますが、本当は 【作り込み】 が、正しい漢字表記・・・
あえて 【造り】 の方を あて込んだんですが、そこに想いが 詰まっていると 言う訳です。
NewTYPE-R 専用に ラインナップした、アルミ リアフェンダーSET・・・
NITRO製の タンデムステップKITや、ASウオタニ SP-Ⅱ、他にも ZRX系 電装部品が
合理的で かつ 容易に取り付け出来る アイディア・・ ひと手間が、加えられています・・
【パッケージ】 と言う 名称を使っているのに、その製作工程は、とにかく 加工の連続・・・
皮肉にも 全然・・・ パッケージ なんかじゃ ないんですわ・・(苦笑)
New TYPE-Rでは、ヤレた シャシーの オーバーホール性にも、重点を 置いています。
車体を完全に 全分解して 改めて 感じましたが、Ninjaはホントに 旧車に なりました・・
【New TYPE-R シャシー フルオーバーホール】 と でも、名付けますかね・・・
このメニューを 施す事が どれほど 凄いか・・ 乗って貰えば ハッキリ わかりますよ・・♪
New TYPE-Rでは もちろん、エンジンも フルオーバーホール したものを、搭載・・・
当然ながら、対策部品 オールワンで組み込み、より 完全体なユニットを 追求してます。
エンジンを 完全な状態に、出来ると言う メリット・・ コンプリートバイクを 製作する上で
メカニックに とっては、これほど 安心できる材料は ないんです・・・。
New TYPE-Rの エンジン塗装は、全て サンクチュアリー リアライズで、ガンコート塗装
されたもの・・ 鋳造内部も ウェットブラストで、カーボンや 古いオイル滲みを ひと通り
取り除いています・・・ ガンコートも 様々なカラーが 選択できるので、より個性的な
色組み合わせに してみるのも、いいかも知れません・・・。
クーリングパイプや オイルラインも、表面処理 し直されているのが わかりますか?・・
せっかくなんですから 目に付きにくい 部分も、きれいに再生 しておきたいですよね・・♪
Ninjaの 大半は サイドスタンドが へたって、傾斜が きつくなっている 個体ばかり・・・
TYPE-Rで 全車、必ず行っている サイドスタンド 延長加工は、外せない メニューです。
ノーマルサイドスタンドを 延長するのが、RCM流・・・ ここ、 拘ってます・・。
実際 ノーマルサイドスタンドが 掛けた時、一番 座りがいいと、感じますけどね・・♪
空冷Z系 RCMの 製作プロセス 同様に・・・ 一台のマシンを 造り上げるのに
全てのメニューを 妥協なく 施しますから、時間も掛かると 言うものです・・・。
一台の New TYPE-Rが 完成するまで、およそ 3ヵ月間を 要するんですが、工程上
やむを得ない 製作時間だと 言えるでしょう・・。
真の造り込みは 細部に宿る・・・
カスタムパーツを ボルトオンで、足し算式に 付け足している マシンではない・・・
RCMを語る上では、外せない要素の 一つなんです・・。