こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
中村&小針コンビで 臨む、宮城県 ミスターX さんの、RCM (その3)ですっ!
一名乗車 専用シャシーを コンセプトに、車体中央に マス集中化した、リアショックの
取り付け 構造・・ コンパクトな ロール軸に 拘り、リアサス ストローク情報を より
乗り手が 感じれる様、ショックレイアウトを 大きく変更した、この フレーム・・・
当然・・ サイドカバー形状と 取り付け構造を、変える必要性が あります・・
ファイバーの 成形は、いつやっても・・ ツラいよねぇ~・・ (苦笑)
フレーム本体側も、細かな加工を 追加・・
何千キロ 何万キロと、乗り込んで 行った時の 状況を、見通して 作業します。
シートレール 脱落防止の、ちょっとした 補強を 追加しました・・
今から 25年以上も 前の事・・ 北海道ツーリングで 我が愛機の シートレールが
荷物の重さと 金属疲労により 脱落した!・・ と 言う、恐怖体験が ありますから
ま~~~・・ 慎重にも なるってもんです・・ (^ ^;)
マフラーステーは ワンオフする 予定で、その固定部も 取り付け済み・・
これにて、ほぼ 全ての加工が 終った、フレーム・・
後は、RCMコンセプト アンダーカウルの 完成を 持って、塗装 行きです・・
この間の 時間を 使い・・
ハイブリッド SCULPTURE スイングアームを、進めましょう・・
切り口の ラインは 上下の数値と 角度、微妙に精度を 要求されます・・
だから 「この辺~っ・・♪ 」 とかって ノリでは、切れません・・(笑)
ハイトゲージを 用いて、高さと 面の 精度を 追求・・
これが 今回 ハイブリッド化される、SCULPTUREの アーム ブラケットです。
既に 図面化され、3Dキャドで 立体図が 出来ました・・
このパーツを 溶接するにあたり 合わせの勘合部が、ビシビシじゃないと ダメで
アーム本体側の 加工が、大変 シビアになる 訳なんです・・
ピボット側に スリーブを 圧入し、フレーム製作台 Tスロットテーブルの 上で
Vブロックを 使って、直立させます・・・
そして、ハイトゲージで 測定しては、少し 削っての 繰り返し・・
何気ない 溶接物に見えても、裏では 手の掛かる 作業が、施されているんです。
この ミスターX さんの、RCM Z1-R・・
来年 春には、待望の車体を 立ち上げて行く 予定なんですが、その後も 一年位は
掛かるであろう、長期戦ものと なります。
ちなみに、このマシンの シリアルナンバーは、RCM-400 に 決まりました!
相当な RCMに 成る事、間違いなしですんで、乞う ご期待下さい。
= お知らせ =
12月30日(水) ~ 1月5日(火)まで、年末年始の お休みとなります。
よろしく お願い致します。