こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
RCM-290 ZZ-R1100、 その6 ですっ!・・
日が暮れても 続く、テスト走行・・
ここ1~2年、サンクチュアリー本店が 最も 力と時間を 注いでいる 工程です・・
RCM 製作工程の 中で、最も重要 かつ 最も地味な プロセスかも 知れません。
何と言っても RCM 初となる ZZ-R1100 だし、 ここは中村も 乗り込みます・・
2~3日 前の事・・
外装パーツを 全て 取り付けました・・
大地と一緒に 「上手く いくかな・・?」 と、心配していた エンブレムの ペイント・・
ツヤ消し黒で 正解!・・ まるで、ある年式車に 採用されたかの 如くです・・
T・M さんとも 相談し 決めた、 RCM シリアルプレートの 取り付け位置・・
290 と言う 数字の羅列は、日本で・・ いや 世界で一台 このマシン のみ!
いいですねぇ・・♪ これぞ 正真正銘! 本物の RCM ですよ・・
後は ロードで 乗り込んで、トラブルシューティング するだけ! なんですが・・
さすがに 燃調が合わず、キャブレターセッティングを 煮詰める事に・・
エンジン フルオーバーホール後 の為、どうしても 高速域は 確認できませんが
低・中速域は、結構 煮詰められるハズ・・
ラムエアー圧が 掛かる バイクなので、繰り返しセットを 試みるのですが
キャブに 辿り着くまで、タンク以外にも 外す部品が 多くって・・ (-_-;)
マフラー容量は そこそこ 確保 出来てるし、インナーサイズも いたずらに 大きく
していないので、極端な セット変更は ないだろう・・ と、踏んでおりましたが、
予想以上に オーバーサイズの ジェットが、要求される 傾向でした・・
ケーヒンの セッティングパーツ群・・
ありがたい・・ 沢山 あったので、助かりましたわ・・ (^_^;)
スロー系は、#38 → #40→ #42 と 変更・・
えっ!・・ でも まだ足りない?・・ いやいや、そんな大きく なるかっ!?
一番 良い所を探した 結果なら、 固定概念は 捨てて 試すしかありません・・
ニードル領域も、濃い方向に 作用するべく 手を加え、メインも 番手をアップ。
全開域だけが 感覚的なセットでは ありますが、トルク感は 確実に 増すハズ・・
試行錯誤 しましたが、かなり良い フィーリングに なって来てます!・・
最大の 難関だった メーターの 誤作動も、最終チェック・・
RCフィルターを 追加後は、タコメーターの ピクピクも 完璧に 解消!・・
実は、チラッ・・ と 頭に 浮かんでいた 速度誤差も、大地が手早く 計算をし、
実走で 確認してみると、思わず その 速度表示の 正確さに、ビックリ!!!
ピックアップローターの 外径精度が 良~く 出来てて、ひと安心しました・・
こうして、ほぼ 全ての作業が 完了した、RCM-290 ZZ-R1100・・
ここからは ひたすら 乗り込んで、仕上げる のみです!・・
手元の チョ-クスターターが、使いやすくて GOOD だな・・♪
キャブセッティング 変更後、エンジンレスポンス・・ 明らかに 違うし・・
ZZ-R1100に 乗るなんて、結構 久しぶりの 事かも・・
大柄な 車格の割に、クイックな 動きをする マシンだった 記憶が ありますねぇ・・
北海道の T・M さ~んっ!
最後の ロードテスト こそは、RCM製作に おける 最たる 部分・・
もう少しだけ、 お待ち下さいっ!
RCM-290 ZZ-R1100D・・ 次回 マシンの全貌、お見せ致します。