空冷Zの17インチホイール化における 最大のポイントこそがフレーム。
ステアリングヘッドパイプ位置が離れていて、重心の高いロール軸・・・
スイングアームピボットの位置が より、現代的な設計であったなら・・・
17インチホイール化 イコール、ハイグリップ・・・
前後サスやブレーキの構造も 現行車両の強靭なフレーム用となるから
前後17インチホイールを採用するならば、実際にはナーバスな一面が
潜在しているのも事実である。
もちろん それらを打ち消すべく、テクニカルな技法でベストマッチング
させる事を可能にしたのが RCMの技術なのだが・・・
17インチホイールに完全適合した、空冷Zのフレームがあったなら・・・
Radical Construction Manufacture USA Incの、完全30台限定
A16 002 & 003 (その7)です!
TOMO FRPから、RCM Z1‐R専用形状のアッパーカウルが到着・・・
ジュラルミン削り出しの ワンオフヘッドライトステーに取り付けられる
アッパーカウル固定のブレースも、既に完成済み・・・
こちらは先月行われた、RCMザ・グレイテストシリアルⅢでの撮影・・・
4台の A16・・・
各車 同時に比較出来た事もあり、珍しいマシン達の姿に 皆思わず
見とれておりましたねぇ・・・
そして つい先日の事・・・
RCM-346 Z‐1と RCM-370 MK‐Ⅱの2台で、オーナーの
M・Tさん & S・Kさんが、ご来店・・・
お~ やってる やってる・・・ (^ ^♪
向かって右が RCMー346 Z‐1のオーナー M・Tさんで、只今
A16 002を製作中・・・ 左が RCM-370 MK‐Ⅱのオーナー
S・Kさんで、A16 003を製作中・・・
お二人共、Zのノーマルフレームベース 17インチシャシーRCMと
RCM USA製 17インチホイール専用フレーム RCMの、どちらも
欲しいと言う、 究極・・・ 突き抜けております・・・
工場で じ~~~~ っと、のぞき込んで・・・ (^_^;)
細かい打ち合わせの 繰り返し・・・
M・Tさん 「相変わらず A16 007の方が、進んでないか~・・・」
仁科 「大丈夫っス! これから徐々に 追いつきますから!」
S・Kさん 「だけどさ、これからまた エンジン降ろすんでしょ~・・・」
仁科 「大丈夫っス! A16はエンジン脱着、楽なんで!」
お二人 「ホントかよ~っ!」 (笑)
仁科 「ホントっすよ~っ!」 (笑)
なんて・・・
もちろん そんな会話なわけ、ありません・・・ (/・ω・)/
RCM USA A16、002と 003・・・
シルエットは見えて来ましたが、まだまだ この先の道のりは長し・・・
全車 個性の異なる A16なだけに、オーナーの目論見やイメージを
きちんと反映させたマシンに コンプリートしたいと思います・・・
パワーユニットは旧企画の、空冷2バルブ・インラインフォーですが
シャシーを始め、装備は 現代企画のNew メカニズム・・・
このギャップなんかも A16の魅力で、例えるなら イェーガーの様な
個性的なマシン達と 言う感じ・・・
限定30台だけの、A16・・・
とにかく 全機、すべて違います・・・
果たして揃い踏みするのは、いつの事やら・・・