こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。
最近それとなく、少しだけ春めいて来た様に 感じます・・・
朝晩はまだまだ 冷え込みますけど、日中は何となく・・・ 春?・・・
あったかくなるのは、大歓迎なんですけど・・・
この時期になると毎年そうなんですが、とにかく業務が立て込みだし
連日ハチャメチャに なり出します。
あたたかい春・・・ でも、 おそろしい春・・・ ( ゚Д゚)/
この春も臨戦態勢にて乗り切るぞ! と、強く思いました・・・
Radical Construction Manufacture USA Inc・・
三重県在住 H・K さんの、A16-007 (その9)です!
SS400 1.6mm材から切り出し、曲げ込み加工したプレート・・・
肉抜き穴は はじから Φ17 Φ22 Φ30で、計6ヵ所設けてます。
こちらはサイドカバーグロメットの ステー・・・
材質は同じく SS400で、グロメット企画にあわせて 2mm厚です。
肉抜き穴は そのままだと、ただ単に剛性低下しているだけなので
おなじみバーリングで、穴の縁をめくって行きます。
バーリングしてナッターも打ち込み、完成。
このプレート・・・ 実はバッテリーケースのブラケットでした!
フレーム シートレールに、バッテリーブラケットを溶接・・・
インジェクションの誤作動を防ぐべく、バッテリーはそこそこ容量ある
14Lを搭載する予定ですから、ブラケットの剛性は必要不可欠・・・
厚さ 1.6mmのプレートでも、側面を曲げ込んでリブを立ててやり
バーリングを追加して 左右溶接で繋げれば、かなり剛性感のある
台座になってくれます・・・
板厚ではなく、形状や構造で剛性を確保する・・・
もの造りや加工を行う上で、非常に大切な要素だと思います。
先程のサイドカバーグロメットステーでは、対応出来ない部分が発覚し
結局 グロメット3ヵ所全て、異なる形状のオリジナルステーを製作・・・
一つひとつ 単品製作し、位置を決めてから形をすり合わせて
左右均等になる様 測定しつつ、簡易的な治具を設けて固定・・・
そこからやっと 溶接ですから、 ホント・・・
時間かかる 作業なんですわ・・・ (;^_^A
そうこう してたら・・・
この春 全国書店にて発売される、RCMザ・グレイテストシリアルⅢの
打ち合わせの為、ロードライダー誌 編集スタッフの方達が来店・・・
「今 001以外のA16製作してますよ ♪ 」 と 言ったら、興味津々で・・・
月岡編集長、いてもたっても居られない様で 工場に!・・・(苦笑)
初めて見る 001以外の、A16・・・
よもや丸外装を 予想もしていなかったのか、めずらしく目が輝いて
「おおぉぉぉぉぉ~~~!!!」 との リアクション・・・
「相羽ちゃん! これさ! この春の東京モーターサイクルショーに
展示しない!?・・・ 製作途中の状態でも、いいからさ~っ!」
てな事に なりまして・・・
3月23日から始まる 東京ビッグサイトでのMCショー、ロードライダーの
ブースにて展示 決定ですっ! (^_^;)
月岡編集長、全く離れようとしません・・・ (苦笑)
他にも凄い Z系RCMが、そこらじゅうに何台もあるんですが
無性に こいつにだけ食いついてたんで、意外でした・・・
業界の大ベテランたる月岡編集長でも、新鮮に見えてるんでしょうから
やっぱり このA16って、特殊なんでしょうね~・・・
H・K さ~んっ!
少しでも進めて、3月23日からの東京MCショーに 持って行きますから
是非 楽しみに していて下さいねーっ!!