前後17インチホイールに最適合した、ジオメトリーのフレーム・・・
三重県在住 H・K さんの、RCM USA A16-007 (その6)です!
日本国内に輸入されて来た車輌を、ある程度の状態まで分解・・・
“007” 独自の追加メニューにて、アップグレード作業を進めていました。
単品製作した OHLINS倒立フロントフォーク、専用アンダーステム・・・
通常より大径化されたステムシャフトに、ベアリングを組み込みます。
まずはカップワッシャー状の オイルシールを挿入・・・
ストリートバイクである以上 ベアリングに異物が混入したり、グリスが
抜けて行ってしまう様な状況は 避けたいですから、こう言った細部の
構造にも配慮をしてます・・・
ステムベアリングも大径で これまたZ系のベアリングと比較し、かなり
容量の大型化を果たしました・・・
また 容量が稼げた分、テーパーローラーよりフリクションロスの少ない
ボールベアリング化も実現・・・ 作動感がまるで違うはず・・・
こちらも拘り・・・ ドゥカティの トップナット・・・
一般的なトップナットの場合、締め付け後 わずかな捻じれが起こって
しまうんですが、このナットにする事で 捻じれずに組む事が出来ます。
誠太郎が取り出したのは、ステムナット専用工具・・・
何か この工具・・・ カッコいいです・・・ ( `ー´)ノ
輸入されて来た段階のA16フレームは、防触用でクリアー吹きのみと
なっている為、この先最後の工程で もう一度車体を分解し、フレームを
粉黛塗装するんですけど、暫定とは言え きちんと組み付けていないと
ステムの作動性が確認出来ませんから、適切なトルクで固定します。
誠太郎がステムを組んでいる最中、ウチのアシスタントは タイヤを
ホイールに組み付けておりました・・・
まぁ・・・ 漫画家で言う、 ベタ担当と 言ったとこです・・・ (^ ^;)
その間に・・・
ステアリングステムの組み付けが 完了・・・
ブラックアルマイトでフィニッシュされた為、画像だと 主張してない様に
見えるんですが、このステム・・・ かなり ごつい・・ (;^_^A
中村の愛機 A16-001もそうですが、とにかく ステアリングの動きが
軽くてスム-ズ・・・ シャフトの大径化に伴う 軸受け剛性アップも
相まって、体感で全然違うのがわかるから ホントに驚きなんですわ。
A16のスタートエディションは、5本スポークの〝PIEGA” なんですが
H・K さんの 007は、アップグレードで6本スポーク 〝GASS RS-A”に
変更します・・・
サンスター RCMコンセプト ワークスエキスパンド ディスクローターを
取り付けました・・・♪
次回はいよいよ、OHLINS倒立フォーク FGRT200を組み付けして
ローリングシャシーの概ね、全景がお見せ出来るかも・・・
H・K さ~んっ!
また楽しみに してて下さいね~っ!!