スチール製パイプで繋がれた、完全オリジナルフレーム・・・
1970年台に生産された 一世代前のオートバイに、もしも
現代の思想や設計で造られたシャシーが 奢られたのならば・・・
スポーツバイクとしての運動性能を、より 追求して行った時
どうしても超えられなかった一線を いとも容易く超える・・・
コンパクトな そのフレームは 各部の設計剛性もハイスペックな
17インチタイヤに完全適合し、搭載された空冷Z系エンジンとの
組み合わせは これまでにない異質のハンドリング特性となって
マッチングする、17インチホイールの為の 専用フレーム。
世界で完全限定生産 30台、 RCM USA A16。
三重県在住 H・K さんの、A16-007 (その18)です!
フレームが粉黛塗装工程から 戻って来ました!
いやぁ~ ここまでの道のり・・・ 本当に長かったです。
スタンダードなRCMならば ここら辺から始まるとこですが
このA16に関しては この画像は後半の工程・・・
RCMは 今までよく【造りこみ】と言う言葉を使って来ましたが
このA16こそ まさしく【造りこんだ】と言う マシンでしょう。
補強で得た剛性では ありません・・・
フレームパイプの直径や材質、そしてパイプワークレイアウトの
構造的進化で手にした フレーム剛性ですから、1970年台の
設計とは まるで違います・・・
採用した足回りパーツの規格が 近年基準のものばかりなんで
フレームが それに完全適合してこその、完成度・・・
本来であればフレーム補強など 追加された加工作業だけで
現代規格の足回りが ベストマッチングしている訳でもなく、
各部パーツの補足性やセットアップ技術の進化で ネガな面が
消されてるだけですから、真に17インチホイール適合させる
為の道のりは、まだあったと言う事・・・
すなわち それこそが、A16フレームへの変更でした・・・
これまで仮固定だったパーツ達が 本組みされて行きます・・・
すでに概ね 出来上ってましたから、逆にここまでが 早い!(笑)
立ち止まらず、エンジンも搭載してしまいましょう!
脱着式 後部下エンジンマウントと、ダウンチューブのお陰で
脱着整備性も大きく 損なわれておりません・・・
いいですねぇ~・・・
楽しくなって 来ましたよーっ!! (^^)/
まだ一部 変更してないパーツがありますが、それらは後ほど
作業できる所ですし、その他 今取り付けてるパーツは基本的に
完成まで外す事がありません・・・
ここまで脱着 繰り返す日々でしたから、気持ちが違うんです ♪
そして、ここでいよいよ・・・
RCM USA A16専用 シリアルナンバープレートの登場・・・
車両が完全限定 30台ですから、このA16シリアルプレートも
もちろん 30枚しか造られておりません。
う~~~ん やっと ここまで来ましたねぇ・・・ (;^_^A
記念すべき儀式として、魂こめて 取り付けさせて頂きます。
H・K さ~ん!
次回も ファイナルステージ、いよいよ【らしく】 なりますから
楽しみにしていて下さいね~っ!