こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
11月10日の筑波TOTが近くなり、ゼッケン39 最後の挑戦も
佳境に入りましたから、只でさえ日々慌ただしいのに 拍車をかけて
ドタバタしてます、サンクチュアリー本店・・・
でも 皆さんからご依頼頂いてる通常業務は、毎日ちゃんと抜かりなく
進んでおりますんで、その点は ご安心下さいね! (^^)/
本日はそんな中から 近日納車になるRCMをご紹介しましょう。
福岡県在住のF・Y さんから ご依頼を頂いたマシン・・・
RCM-497 KZ1000MK‐Ⅱです。
オールブラックのガンコートエンジンは、よく見るとヘッドカバー
4隅と 左右のケースカバー系だけ若干ツヤ有りにして、ヘッドや
シリンダーとのコントラストの違いを出しているんです。
パッと見の視覚的効果なんですが、こうする事でエンジンが単調に
見えず、手の込んだ雰囲気と存在感を感じるものなんです ♪
先日モテギで開催された 世界選手権 Moto‐GP 日本グランプリ。
行った方から「どのマシンもホイールは O・Z 一色だったよ!」と
とても嬉しい言葉を聞かされました (^^)
実は ホイールには、性能の差があるんだと言う事実・・・
ご存知ない方もおられるんで、これからも「ホイールの性能差」と
言うものを 語り続けて行きたいと思います。
バランス重視の17インチシャシーで造り込まれた RCM-497
KZ1000MK‐Ⅱ。
重厚感もさながら、意外に大事なのはベタですが、高級感・・・
RCMは常にそこを重要視しており、オーナー F・Yさんの好みが
かなりハイセンスだったので、とても気持ちが良かったです (^^)v
マスターシリンダーは、もう殆ど全ての方達が ラジアルポンプを
リクエストして来ます。
ブレーキ&クラッチ 共に、Brembo製が圧倒的に多いんですが
普通の横置きマスターとホースワークが違うんで、なるべくなら
最初からこのラジアルポンプにしておく方が 結局後々良い・・・
そんな訳で 車両製作時から指定してくる方が とても多いんです。
あわせてサンクチュアリーメカニックブランド製の、Brembo用
スモークリザーバータンクステーKITも 隠れた人気アイテム ♪
左右タンク位置がバランス良いのと 固定にしっかり感があるので
意外に「良い製品だな~」と 思いましたね。
シートはもちろん おなじみ、デイトナさんがリリースしてくれてる
RCMコンセプトCOZYシート!
着座位置が幅狭なのと ウレタンの弾力性質が売りの、このシート。
形状は 中村自ら「これでお願いします!」と頼んだ、RCMらしい
スポーツバイク路線のスタイリングで、とても気に入ってます!
それにしても MK‐Ⅱは、困りましたね~・・・
今も数台 MK‐ⅡのRCMを製作していますが、リーズナブルな
価格で提供できるベース車が もう残りわずかで、ご期待に応える
事が 出来なくなりつつあります・・・
空冷Z系RCMの中で 最初に成り立たなくなるのは、間違いなく
このMK‐Ⅱなんだろうなと・・・
う~ん、20年も前には 予想もしなかった事ですよ~ (;^_^A
ガソリン時代がカウントダウンに入った時代に、尚も強い存在感を
放つ Z系マシン達・・・
そんなZに手を加え、動性能水準を大きく引き上げたのが RCM!
時代の変わり目が近づいているのに、空冷2バルブ4気筒エンジン
通称「空冷4発」エンジンを搭載したマシンに魅了されてるんです
から、自分達って時代錯誤? なんですかねぇ・・・(苦笑)
でも この「空冷4発」こそが Zの真の魅力なんだし、姿・形の似た
バイクに乗っても、このエンジンじゃないと 全然面白くない・・・
エンジンありき・・・ エンジンこそが個性・・・
本気で そう思ってます。
F・Y さ~んっ!
明日には配送の段取りしますんで、到着まで1週間から10日ほど
楽しみにお待ち下さいね~~~!!!