こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
年々 気合いの入ったRCMが、増えてるなと感じる この頃・・・
皆さん 自分の愛機に対する想い入れが、いよいよ強くなって来て
いるんだと思います。
忙しい毎日を過ごす中で、休日にふと 一人でバイクに乗ろうと
愛機のカバーを取った時 自分だけの取って置きの一台、特別な
マシンが目の前にあったなら、さぞかし 喜びは大きいんだろうと
想像できますから、お気持ち 凄くよくわかります。
高知県在住 H・Tさんから依頼頂いた RCM-495 Z‐1も
正に そんな特別な想いから製作された、拘りのRCM・・・
ご紹介しましょう・・・
RCM-495 Z‐1です。
エンジン、シャシー、共に 重厚なブラックトーンに拘ったのは
H・Tさんからのリクエストで、実にRCMらしい 配色使いに
中村も ちょっとシビれました ( ̄▽ ̄)/イイッ
エンジンは、PAMS製 ワンサイズオーバーサイズライナーに
入れ替えた上で イタリア流通ヴォスナーピストンでボーリング。
耐摩耗性と金属疲労抑制に優れるWPC処理を ピストンリングに
施し、摩擦摺動係数低減と腐食防止効果のある パルホスM処理を
ライナーに施しています。
マフラーはもちろん、NITROレーシング製 チタン手曲げEX!
ヨシムラ TMR-MJN φ38 デュアルスタックファンネル仕様
キャブレターとの組み合わせで、パワフルなトルク特性を実現。
空冷4気筒エンジン特有の 乾いたサウンドも、素晴らしい (^^)/
そんなエンジンパワーを受け止めるリア回りには、SCULPTURE製
ワイドスイングアームに ブロックピースタイプ スタビライザーを
追加したもので、加速・減速時におけるアーム剛性を飛躍!
ホイールはおなじみ、O・Zレーシング製 アルミ鍛造 GASS RS-Aで
アクセレーションに対して敏感な足元へと レベルアップしています。
Brembo製 CNCラジアルマウントキャリパー484に、Allegri製
ショルトシステム ブレーキホース・・・
ホイールもブレーキも どちらもイタリア製の逸品で、妥協なし。
いわゆるカスタムパーツではなく 本当のレーシングパーツだけで
構築している 本物志向こそが、RCMのシャシーでもありますし
パーツ性能 世界最高峰のアイテムだけに拘りました。
左右マスターシリンダーのリザーバータンクは 同じくBrembo製
スモークタイプで、リザーバータンクの位置や角度を 左右なるべく
シンメトリーにする為 サンクチュアリーメカブランド製 リザーバー
タンクステーKITを用いて 機能的かつ バランス良く取り付け・・・
バイクを直立させた時、左右のタンクがピシッ!と 水平に揃うのは
整備性ももちろん、かなり 気持ちいいもんなんです (^_-)-☆
タコメーターは、パネルごと丸々オリジナルデザインで製作。
RCM-495のシリアルナンバーが 堂々入っております!
カラーリングも H・Tさんからのリクエスト!
光の加減でわかりにくいですが、ベース色は ほぼブラックに近い
ブラウンで、火の玉はいつものキャンディではなく メタリックを
用いてペイントしました。
結果、 こんなに渋く! (>_<)/
でも ストイックな雰囲気と、重厚感とがマッチングしていて
かなり カッコいい! と 感じましたね。
RCM-495 Z-1・・・
パーツの色や仕様の間違いが何度か続き、都度 ご指摘を頂いて
紆余曲折ありましたが、現在はロードテストも順調に進んでおり
間もなく完了する見通し。
たぶん20日には、BAS配送に持ち込める事かと思います ♪
H・T さ~ん!
9月末~10月頭位には マシンがお手元に届くと思いますんで
最後にもう少し、お待ち下さいね~っ!!!
あ! そうそう!
例のスペシャル潤滑系パーツの開発も 着々と進んでおりますので
ぜひ! 楽しみにしてて下さいね!