こんばんは、サンクチュアリー中村です。
ここ数ヵ月間 新しいRCMのオーダーが多く、4月から半年間で
数えたら18台ものオーダーを頂いておりました・・・ (;^_^A
凄いのはその18台が全部、空冷Z系RCMであると言う事で
皆さんが如何に Z系RCMに強く興味を持って頂けているのかと
言うのがわかります。
そして 春にオーダーを頂いたZ系RCMが、ここに来て何台か
完成して来ており・・・
しばらくの間 納車ラッシュが続くと思いますが、今回ご紹介する
RCMー494は 福岡県在住 Y・T さんの元へと嫁ぐ Z1‐R。
ご紹介しましょう。
RCM-494 Z1‐Rです。
空冷Z系の中でも そのスタイルが異端の存在、Z1‐R・・・
中村自身 フルノーマルZ1‐Rを購入して 長年手を加えて来た
経緯があり、ノーマルの動性能が如何に厳しい車両かと言うのを
痛~いほど よく知ってますから、RCMオーナーさん達には
今更あの 苦い経験をして頂きたくないと思ってます (^▽^;)
Z1‐Rらしさでもある、これぞⅠ型と言う13リッタータンクは
ビーター製アルミタンク。
シートは RCM Z1‐Rに多く採用されている、幅狭タイプの
NITROレーシング製 シートをチョイス。
Z1‐Rらしいシルエットを崩さず 足つき性を改善しています。
エンジンはフルブラックで ノーマルとはひと味違う雰囲気・・・
耐久性に配慮をしたライフパッケージですが、ハイコンプ仕様の
イタリア流通ヴォスナーピストンを始め、ASウオタニSP‐Ⅱと
NITROレーシング製 チタン手曲げフルEXとのマッチング効果で
扱い易いトルク特性を実現しており、ステージを選ばない 十分な
走破性を発揮!
メーターも軽量なオールインワン、純正流用の液晶デジタル式を
採用し、ノーマル4連メーター車両と乗り比べたら もう劇的に
違いを体感できる ハンドリング!
この軽い ナチュラルなステアリングの世界観だけは、体感して
頂かないと、ど~しても わからないんですよね~・・・ (^^;)
前後17インチホイールシャシーは、見た目よりもノウハウを
必要とします。
20年も前なら ただ取り付けただけでも評価された時代でしたが
今はキッチリよく走る性能が ついて来ないとダメな時代・・・
17インチホイールシャシーは、車体ディメンション設定が命で
フロントなら ステアリングステムとフロントフォークの寸法&性質。
リアはスイングアームの長さと リアサスのレイダウン角度が重要で
構成パーツの性質と フレームジオメトリのバランスが整っていて
始めてよく走るもの・・・
只17インチホイールにしただけと言うのは とにかく癖があって
もの凄く乗りにくいものなんです・・・
簡単そうに見えるかも知れませんが、RCMは沢山のノウハウを
積み上げて 造られているマシン。
ましてやZ1‐Rの場合、Z‐1やMK‐Ⅱより ネガな面を持った
素材ですから、シャシーバランスを追求する事は 必須課題・・・
もちろん、きちんと製作された17インチシャシーZ系RCMが
如何によく走るかは、もうご説明の必要もない事かと思います。
ここ最近Z1‐Rも いよいよ数が減って来ましたから、これから
増々手に入りにくくなる事は 間違いありません・・・
せっかく手に入れた 空冷Zなんですから、しっかり造り込まれ
元気に走るマシンにしてあげたいですよね (^^ゞ
Y・T さ~ん!
来週 BASにお持ち込みしますので、納車までカウントダウン
あと少しだけ お待ち下さいね~!!!