こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
ここに来て急遽 完成したRCMが何台かありまして、只今本店では
納車ラッシュを迎えております。
これからお見せするRCM-490は、その 最初の第一弾!
ご紹介しましょう・・・
RCM-490 Z1‐Rです。
O・Zレーシング製ホイールを用いて 前後17インチシャシーで
製作された、スポーツ志向の車体・・・
ブレーキキャリパーは Bembo製ラジアルマウントを採用して
SUNSTAR製プレミアムディスクローターを 強固にキャッチ。
Allegri製ブレーキホース経由で 制動油圧を制御しています。
前後サスペンションも OHLINS製で、ロードレースでは定評ある
トップメーカーアイテムだけで組み上げました・・・
全て世界選手権 Moto‐GPや ワールドスーパバイクの常勝マシンに
装備されてる逸品で、製品単体性能は世界一と呼べるものばかり。
足回りパーツはどうしても高額が故に 悩みがちかと思いますが
今後 なかなか買い替えできる部分ではないですから、最初から
最高峰メーカーの逸品を選択しておくのは 自分も賛成・・・
個々のパーツ性能差だけは 埋められないものですから、手堅い
選択は あとあと後悔しない為の秘訣でもあると思います!
イタリア流通ヴォスナーピストンにより 1mmオーバーサイズ
ながら、ひと味違うパンチが効いた ハイコンプ仕様エンジン。
高圧縮スペックはデトネーションリスクもありますが、燃調と
点火時期の調整テクニックで上手に仕上げるのが メカニックの
技量と才覚を 測れる要素でもあるんです。
ちなみに 筑波TOTの空冷Zレーサーでパワーのあるマシンは
コンプレッションゲージでは測定できない程の 高圧縮仕様ばかり。
中村はビビリなんで (^^;) せいぜい12:1どまりの辺りで
弱腰になりますが、怒涛のトルク&パワーを実現させてるものは
12.5:1以上で 13:1なんてのも、あったりして・・・
どれもセットアップの技術で エンジンを壊さないようにしてる。
レースでのノウハウは 学べば学ぶほど、身になりますよね ♪
ノーマルタンクは 内部の錆浸食が酷くて、老朽化したものが多く
このRCM-490では ビーター製のアルミタンクを奢りました。
シートは 湯浅が粉だらけになって成形した甲斐あってか、かなり
カッコ良いシルエットになってます (^^)v
いいですねぇ~・・・♪
Z系のスタイルバランスは ほんと、シート次第だと思いますわ!
メーターはKZ系の純正を フルリビルドしたもの・・・
重量感はやや ありますが、それでもノーマルの4連に比べれば
ステム回りの慣性は軽くなっており ハンドリングは向上されて
いる事でしょう。
先ほどのパーツ性能の話に戻りますが、如何に世界最高峰メーカーの
足回りパーツで固めていたとしても 肝心要なフレームの加工精度が
悪ければベストフィットしてないし、重要なシャシーディメンション
設定やアライメントが間違ってたら これまた走りが今イチなマシンに
なりますから、高性能パーツをノウハウある技術で組んでこそ 始めて
RCMと言えるんです。
RCM-490 Z1‐R・・・
ブラックの車体コントラストに ノーマルのカラーリングが映えて
ワンポイントカラーで 赤が生きている・・・
とてもセンス良い 色使いだと思いましたね! (^^)/
M・T さ~ん!
来週末の納車、楽しみにされていて下さいね~!!!
= お知らせ =
7月6日(土)に 筑波サーキット ショートコース1000で
開催される、雑誌「ヘリテイジ&レジェンズ」のミーテングにて
RCMオーナーズクラブ ROCのデモランが 決まりました!
全国のRCMオーナーには出来る限りお知らせしようと DMを
送らせて頂きましたが、一部 住所がわからず、または不着等で
届かないオーナーも おられるかと思います <(_ _)>スミマセン
明日9日からROC掲示板が起動しますので、届かなかった方も
是非ご参加、検討してみて下さいね!
掲示板を活用されていないオーナーさんは サンクチュアリーの
各グループ店に 本日チラシを送りましたので、明日以降にでも
お問い合わせして頂ければと思います!
ちなみに当日は・・・ ZレーサーⅢも 走る予定です。