こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCM納車ラッシュ 第4弾は、RCM-477 MK‐Ⅱに続き
H・Fさんの MK‐Ⅱ!
ご紹介しましょう。
RCM-478 KZ1000MK‐Ⅱです。
このRCM-478のオーナー H・Fさんは、前回ご紹介した
477 MK-Ⅱのオーナー S・Sさんとはご友人で、そもそも
一緒に2台のRCMをオーダーされました。
お二人で同時期となると、どうしても似た仕様になりがち・・・
特に採用パーツに関しては お互い被ったとしても、やはり一番
良いものを使いたい訳だから、違う仕様にする為 あえて性能で
劣るメーカー品にすると言うのは ありませんでした・・・
結果2台共、今現在「最も優れたメーカーパーツで!」と 当然
相なったんですが、同じBrembo製キャリパーでも アルマイト
処理を施したり、O・Zレーシングホイールも 粉黛塗装で白に
したりと、印象を変えて個性化するやり方にしたんです。
実際 RCM-477と RCM-478は、使用したパーツが
かなり同じであるにも関わらず、見た目の印象は相当違います。
カスタムは個性を追求するものではあるけれど、人と違うものに
する事に執着しすぎて 肝心の動性能が犠牲になってしまっては
本末転倒・・・
RCMは〝走る” マシンである事を 絶対テーマとしていますから
性能とビジュアルの両立を実現させました。
エンジンは こちらもイタリア流通ヴォスナーピストンを用いて
1mmオーバーサイズ φ71の、ライフパッケージ・・・
オーバーホール性にウェイトを置いた 1045㏄ではありますが
10.8:1 のハイコンプピストンから生まれる トルク&パワーは
実用域において不満のないもの・・・
NITRO RACING製 エキゾーストには 手曲げチタンのヒートを
チョイスし、乗り味充分なものに仕上がっております (^^)v
もちろん デイトナさんのRCMコンセプトCOZYシートにて
足つき性&ルックス = 性能&見た目 どちらも良し!
デイトナさんを始め エヌマチェーンさんなども含めて、私達
サンクチュアリー以外の業者さんが RCMを支えてくれてる・・・
繰り返しとなりますが、本当に ありがたい事です。
時代の流れが ますます早くなりました・・
MK-Ⅱは早くも 完全枯渇が見え始めましたが、Z-1&Z1-Rも
いよいよ厳しくなり始めています・・・
近い将来、欲しくても高くて 手が出ない状況になるのは、もはや
避けられない事なのかも知れません。
前回もお伝えしましたが、MK-ⅡでのRCMは 今後その製作数が
大きく減る事でしょうし、ホームページのRCMクラフトマンシップ
にも 滅多に出る事はありません。
残念ですが Z-1&Z1-Rも、同様に減少して行く事でしょう。
あくまでも自分の価値観なんですが、空冷Zだけは 代わりになる
似たようなバイクでも 満たされる事のない存在・・・
特にこの「空冷エンジン」だけは、Zが Zたる 最たる魅力であり
空冷エンジンでなければもうそれは、全くもって Zではない・・・
Z系最大の特徴と その面白さ・・・ そして大いなる存在感とは
空冷2バルブ4気筒エンジンである事だと、自分は思っています。
H・Fさ~んっ!
7月6日のROCデモラン! お待ちしておりますよー! (^^)/
= お知らせ(その2)=
私中村は 6月24日から7月4日まで、イタリアミラノ ならびに
ドイツへの出張の為、延べ11日間 不在となります。
現在RCMのお見積もりや、修理・カスタム等で ご相談を頂いてる
お客様には 大変ご不便・ご迷惑をおかけ致しますが、ご理解のほど
何卒よろしくお願い致します。 <(_ _)>
サンクチュアリー本店 (株)ノーブレスト 代表取締役 中村 博行