かれこれ 30年来の付き合いになる 古い友人 菊池の、GSX1100S カタナ・・・
我が愛機 RCM-001に 続く、RCM-002の シリアルナンバーを持つ 車輌でしたが
東京 江戸川区時代に 展示で借りて、そのまま16年間、 ほったらかしだったもんだから
朽ち果てる寸前にまで なっておりまして・・ (苦笑)
新本店 柏に 移転後、良い機会なので 修理しがてら 仕様変更しようと 言う事になり
かくて RCM-002 再生計画は、始動・・・
半年後・・・ ロードテストは まだですが、ひとまず マシンの再生は 完了しました。
それでは ご紹介しましょう・・・
生まれ変わった、RCM-002 GSX1100S カタナです・・・
開けて見て 思ったほどダメージがなかった エンジンでしたが、何せ オーナー本人が
T・O・F モンスタークラスに出走したり、やれ北海道だ 九州だと、さんざん 乗り回して
来ていたので、今回キッチリ オーバーホールを施しました・・・
シャシーは、これまでの18インチ仕様から 17インチワイド仕様へと、モディファイ・・・
ホイール・スイングアーム・リアショック・ブレーキなど 全てを一新し、リアショックは
レイダウン加工で わずかに 傾斜角度を変更・・・ サス 初期作動性を 良くしてます。
フロント廻りも 同様に、全パーツを 一新・・・ 向上した ブレーキング性能や
シャシーパーツ全体の 高剛性化に伴い、フレームには 最低限の補強を 施し済み。
マフラーは ナイトロ レーシング製 New 手曲げチタン フルエキゾースト・・・
ステップ ・ キャブレター ・ オイルクーラーと言った 装備も、オール 一新です。
シートは 高齢オーナーに合わせて、ポジションが ゆるくなる様、ちょい 肉盛り・・・
その他 ちょっとした細部は、全て 中村の一存で 好き勝手にやりました・・ (^_^;)
一緒に 担当をした、小針メカ・・・
実は この RCM-002・・・ もう一人、 担当メカニックが おりまして・・・
小さくて 良く見えないかも知れませんが、もう一人の 担当メカ、倭(やまと)です・・・
倭にとっては 初めて 担当する事になった RCMであり、小針が引き継ぎました。
3人で 担当した、RCM-002・・・ 「倭っ! 完成したぞぉーっ!!」
あとは オーナー菊池の復活を、待つばかり・・・
むしろ、そっちの方が 難易度 高かったりして・・ (苦笑)
シリアルナンバー RCM-002 GSX1100S カタナ・・・
オーナーは中村と 同世代、齢50歳を 迎える年齢ですから、これからの10年位が
元気に乗れる 唯一最後の、時代なのではないかと 思っています・・・
来年 中村が所属するバイクチーム rumble Fishの、30周年イベントが予定されており
中村も 愛機 RCM-001を 出動させるべく、現在 必死に(笑) 頑張っているんですが
この RCM-002の オーナー 菊池にも、是非 ライドして貰いたいと 思っています・・・
皆さんも 旧い仲間達で 集まる機会が あると思いますが、やはり 往年のマシン達で
ランデブーランを しないと、盛り上がりに 掛けますよねぇ!・・・
悔いを残さず、その時代を楽しむ・・・
その時、RCM-000 ・ RCM-001 ・ RCM-002 ・ RCM-003 ・ RCM-004
そして RCM-005と、rumble Fishの RCMシリアルが 全車、揃踏みする事を 願い
懐かしさと 今ならではの 情熱を持って、 またロードに 還りたいですね・・・
RCM-002 再生計画 (終わり)