懸命になって 何かに没頭すると、必ずと言って良いほど 嬉しいオプションが
ついて来てくれたりして、振り返れば サンクチュアリー本店は、そんな副産物の
連続に救われて 今に 至ってるなぁ と・・・ つくずく 感じされられます・・・
忍耐強く・・・ いや、 ほとんど毎回 やせ我慢?・・ (^ ^;)
推進力ってやつは、たぶん 福産物なしには 成り立たないものだと 思います。
一球入魂、 全力投球の末に 吹き始める 風・・・
きっと毎回、もがき 足掻いてる自分を 見るに見かねて、助け船を出してくれる
そんな存在が、現れて くれてるんでしょう・・(苦笑)
この日も また、そんな緩やかな風が 吹いて来ました・・・
誠太郎が 引き取って来たのは、ZRX1200 DAEG・・・
日本のナンバープレートが ついた、このマシンの オーナーはと 言うと・・・
アメリカ ネバダ州 ラスベガスから お見えになった、この方・・・
日本にも ご住居をお持ちで、よく来日される事から 日本専用に DAEGを
所有されておられるとの事・・・
こちら、Mr.Diaz です!
実はまだ 東京江戸川区に 本店があった頃から 来られており、ここ 柏には
初めて来られました・・・
Mr.Diaz は、とにかく無類の モーターサイクル 好き!・・・
通訳の方を通して聞く その言葉の端々から、その片鱗を 感じさせられます。
数年前から脈々と続く、RCM お見積書・・・
実は Mr.Diaz・・・ ラスベガスに ご自身の愛機、GSX1000カタナが
あって、それを RCMにするべく、何度か足を 運んで頂いてたんです・・・
RCM カタナの 製作イメージは、こんな感じ・・・
以前から Mr.Diaz の RCMに対する 想いは、本当に 熱いものがあって
私達サンクチュアリーとしても、何とか期待に応えたいと 頑張って来ましたが
アメリカに 旧年式のバイクを輸出するのは、実は難易度の 高い事なんです。
バイクを 送るだけは 送ったけど、諸々法律の関係で 現地登録が出来ない?
なんて オチもあり 「はい、どーぞっ♪」 なんて、簡単には行かないんです・・・
実はこれが 意外に突破口がなく、今まで ずっと 足踏みして来たんですが・・・
そう・・・ Mr.Diaz は、ロスアンゼルスに在る RCM USA INCを・・・
Radical Construction Manufacture USA INCの 存在を 知りました。
この日 流れが、推進力を持って 変り始めます・・・
よもや、RCM USA INCが こんな形で貢献してくれるとは、予想もせず・・・
オリジナルフレーム US-RCMの アメリカからの 輸入だけではなく、既存の
RCM レギュラーマシン達も、USAで 成り立たせる事が出来ると、この日・・・
大きな一歩を 踏み出す事になりました・・・
これで Mr.Diaz が夢見た、RCM カタナ 実現に向かって 走り出せます。
シリアルナンバーは 何番位に なるんですかねぇ・・ ♪
と・・・ その前に まず、このDAEGを やらないと・・・ (^ ^;)
RCMでは ありませんが、Mr.Diaz 好みの一台に 仕上げたいと思います。
あけて 翌日・・・
朝から 幕張メッセに 向かいました・・・
日本貿易振興機構さんの在る、ビルの前・・・
自宅からここに 直に来たんですが、途中 中山競馬場の前の道が 大渋滞で
思わず 遅刻するかと、焦りまくり!・・・
朝っぱらから 少し、気疲れしました・・ (苦笑)
以前にも ここ 日本貿易振興機構さんには来た事があり、色々と親身になって
相談をして頂いた事が ありました・・・
今回も また一歩 踏み込んだ お話を、相談する事になっています・・・
アメリカとの関連業務は、私達サンクチュアリーの事に 限った話ではありません。
従来からの RCMが、輸出されると 言う事は・・・
RCMを製作する上で 今 タッグを組んでいる、全業者の仕事が 海を渡ります。
フレーム修正と 粉黛塗装の業者に、エンジンガンコートと 内燃機加工の業者・・・
RCMを 成立させる上で必要となる、部品仕入れ先業者や OEM供給の業者・・・
他にも 外装ペイント業者や、アルマイト・メッキと言った 表面処理業者さんまで
今 お取引をさせて頂いてる 全ての業者さん達にも、大きく 拘わって来る事・・・
託された 未来への責任は、非常に 重要です・・・
サンクチュアリー クライマックスの章、 2年目となる 2017年・・・
いまだ 全力投球の 中場ですが・・・
何だか 風が・・・ 少し勢いを 増したように感じました・・・