こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
今年の春、ホームページでご紹介していたRCMクラフトマンシップ。
殆どの車両が売約済みとなってしまい、先月からまた新しいRCMを
何台か造り始めているんですが・・・
どうしても以前より ベース車価格が少しだけ高くなっておりまして
そこは頑張って工夫しており、何とか以前の価格に近い形で ご紹介
してるんですけど、高額パーツを多数採用したアップグレード仕様に
なると かなりの金額になってしまう為、良い手はないか考えた結果
比較的リーズナブル価格なベース車である KZ900&1000で
上級仕様のRCMを造れないかと チャレンジしておりました。
今回ご紹介するのは そんなKZ900でのクラフトマンシップ
上級(アップグレード)仕様・・・
シリアルナンバーRCM-499 KZ900です。
Z‐1やZ1‐R、MK‐Ⅱと比べて まだそれ程値上がりしてない
KZ900&1000のベース車価格は ¥45万円! (^^)/
これなら高価・高額メニューで製作しても 総額を抑えられると
ふんで挑戦したんです・・・ が!
ちょっと調子に乗りすぎ、予定よりも 凄い仕様に・・・
やりすぎました (^^ゞ
センス良い造形美のシングルシートは、おなじみ RCMご用達
TOMO-FRP製。
レーシングマシン用のファイバーパーツを 手掛けているだけに
「わかってるよねぇ~」 と言う形状が シビれます! (>_<)
「シングルシートだと荷物が・・・」 と 言う方向きに
ちゃ~んと 小物入れも造りました。
シートカウル内の空間が大きいだけに、見た目以上に収納力が
あって 色んなものが入るんです ♪
O・Zレーシングホイールは アルミ鍛造 GASS RS‐A。
ニッケルコ-トのCNCラジアルキャリパーは Brembo製
GP4‐RXで、この辺りなど パーツ代の合計だけでも 思わず
ビビる金額ですが〝上級仕様” って唄っているRCMですから
パーツを妥協する訳には行きません。
スイングアームには バーリングホール加工したモナカ合わせ
加工のスタビライザーを追加溶接・・・
ボディ全体がマッチョなシルエットになり 目立ちますから
ブラックにコーティングする事で存在感を抑えめにしてます。
空冷2バルブ4気筒エンジン。
いやぁ~ ほんと・・・ カッコいいエンジン ですよね~ ♪♪♪
フルオーバーホールに重点をおいた ライフパッケージですが
街乗り実用域でのトルクとパワーは 充分なもの。
ノーマルと乗り比べてみれば、誰でも一発で違いがわかります。
実はこの RCM-499・・・
今頃はカリフォルニア州 ロサンゼルスに到着しているはず。
ロスの RCM USA社が受け取り、しばらく大型バイク店に
展示され そのまま来年開催されるモーターサイクルショーに
出店する予定で 遥々太平洋を渡りました・・・
RCMクラフトマンシップですから もちろん販売するんですが
価格は日本円で ¥438万円。
438万円って聞くと、そんな高いのっ!Σ(゚Д゚) って思うで
しょうけど、まっとうに計算したら 実はもっと全然高い・・・
知識のある方ならお解りだと思いますが、全部きちんと計算したら
同じ値段で造るのは まず、なかなか難しいと思います。
自分達の工賃 ほぼゼロなのは、間違いないんで・・・ (^^;)
変な拘りがないのであれば、KZで造るのはアリだと思いました。
まだ何台か安価なKZ1000の在庫もあるし、この路線・・・
時々やって行きたいなと 思いましたね (^_-)-☆
Z‐1に拘らなければ、このクラスの凄いRCMでも まだまだ
実現できる範囲だから KZ900&1000はお勧め!
ただ最近・・・ KZ系も高くなって来ている様な・・・
ヒタヒタと迫る いや~な予感が、あたりません様に (;^_^A
あっ! あとですね。
すみません 製作期間だけは3ヵ月以上掛かる事、ご了承下さい。
仕様によっては半年なんてのもありますが、さすがに1年なんて
とんでもない長い期間は 滅多にありませんので、ご理解のほど
よろしくお願い致します <(_ _)>
このRCM-499は 現在カリフォルニア州 ロサンゼルスに
行ってしまいましたが、同じ仕様車を製作する事は可能ですので
興味ありましたら是非! 遠慮なく お問い合わせ下さいねっ!