こんばんは、サンクチュアリー本店の 中村です。
相変わらず 空冷Z系RCMの問い合わせが、続いておりますが
最近 RCMクラフトマンシップ(通称クラフト)の 新しい車両が
「出て来ないな~ 」 と 感じてる方が、多いのでは・・・
日々 お客さんの車両業務を行う中で クラフト車両も同時進行にて
製作してるのですが、最近は HPでご紹介する前に 製作途中の
クラフトが決まってしまう・・・ と 言うパターンに陥ってます。
このRCM-475 Z‐1も、そんな先行で売約を頂いた一台・・・
本当は新しいクラフト車両を、HPに更新するのが 楽しみなんですが
実はこんな感じで 一向に紹介が出来ておりません・・・。
フレーム加工が終わって パウダーコーティング工程に行ってる時に
東京都在住 K・T さんから問い合わせを頂き、まだ製作が始まった
ばかりの段階で 「それをベースにっ!」 っと、決まったんですが
そこからは もう、K・Tさんからの 熱いリクエスト攻撃!
K・T さん、こういう本格的なコンプリートバイクを購入するのは
もちろん初めての事なんでしょうけど、既に相当 テンション高くて
ご自分のRCMを見に来ては ニヤニヤと言う感じ・・・ (^ ^;)
まぁ~ この世界観は、当事者にしかわからない感覚でしょうけど
自分もそうなんですが 一般的に かなり理解されない世界ですので
「K・Tさん! ようこそ こちら側へ!」 と 言った感じです。
車体が概ね 見通しが立ったところで、作業はエンジンセクションへ。
RCMのエンジンオーバーホールにおいては 定番の標準メニュー
ミッションドックの噛み合い、精密シム調整をしておりました・・・
手で回しやすい様 ドライブスプロケットを差し込み、アウトプット
シャフトを回しながら 念入りに 各ギヤの噛み合いをチェック・・・
とっとと蓋をしてしまう事は出来るんですが、組み付けたメカにより
違いの出る仕事ですから、ここはRCMクオリティーに拘ってます。
数時間後、シリンダーまで組み付けられたエンジンが 搭載・・・
シリンダーヘッドは 精密内燃機加工に時間が掛かっており、もう少し
先になる模様・・・
ならばと、しばらく欠品していたスイングアームが回って来たので
ピボットの左右の芯出しに リアサスマウントの溶接など、必要な
加工を進めます。
そして 数日後・・・
またまた K・T さんが、ご来店!
マイRCMの 新着具合もさながら・・・
スイングアームに酔いしれてる様でした・・・
その昔・・・ 今から30年も昔・・・
中村のバイクチームの後輩の一人が 憧れのマグネシウムホイールを
購入したんですが、一向にマシンに取り付けず・・・
数か月が経ち 「あのホイール、何でつけねーのよ?」 と 聞いたら
あれから ず~~~~~~~~・・・・っと、枕元に置いてあるらしく
しまいにはホイールと 添い寝してたんだそうで・・・
いやぁ~ 変態だ!・・・ ぜってー 変態だ!・・・
と、感じた事を思い出しました。
K・T さん ようこそ こちら側へ! ( ̄▽ ̄)
RCM-457 Z‐1は、早くも今月 完成の見通しです!
出来上がりが今から 楽しみですね!
=PS=
先日の北海道地震による停電の被害、予想よりも深刻な様です。
RCMオーナーを始め、他にも何人か お客さん達がおりまして・・・
これまた 少し前の豪雨・・・ 岡山県のN・Tさんの様に
直接 被災された方もいる位ですから、かなり心配です・・・
自分も東日本大震災の時、信号機も含めて 町中が停電するという
ほぼ人生 初の経験をしました・・・
通電してない以上 ブログも見れてないでしょうけど、気が付いたら
ぜひ、落ち着いた頃にでも 連絡頂ければと思います。