ここ 数年間での、新たなレギュレーションへの 認識不足から 発覚した、今回の一件・・
この件により、モンスター EVOLUTION クラスへの参戦は、不可能と なってしまった。
ただ 一つ・・ 残された唯一の 選択肢・・
それこそが、スーパー モンスター EVO クラスへの、昇格転向 と言う 選択であった・・
リアの フレームセクションを 戻す・・ と言う 選択肢も、あるのだろうが、機能を追及して
辿り着いた この骨格を、戻したくはない・・ わざわざ 性能の向上を 犠牲にしてまで
モンスター EVOLUTION クラスで 走らせる・・ そこまでの執着心は、さすがに ない・・
そもそも、今回 モンスター EVO クラスを 選択したのには、幾つかの理由が ある・・
まずは 何と言っても、2号機の様な オリジナルフレームでは ない、ノーマルフレームを
ベースとした、1号機で あった事・・ そこを基軸に メカニック達が、ファースト世代から
セカンド世代達へと 全員 入れ替わった事・・ レース経験ゼロ と言う点を 考慮した上で
それならば 入門し易い クラスから・・ と、配慮した事などが、大きな理由であった・・
また、意外に 知られていない事の 一つ・・ 上田は “国際”ライダーでは ないと言う点・・
これまで 数多の 国際ライダー達と、激戦を 繰り広げて来ただけに、間違われがちだが
上田は 正真正銘、“国内”ライセンスライダー なのだ・・。 モンスターEVO クラスは
国際ライダーの 参戦が 認められていない 故、今回の 成り行きに、至った訳でもある・・
上田は 確かに “国内”ライダーで ある・・。 これまでの 経緯上、乗り手としての 評価が
国際ライダー格 扱いされても、仕方はない・・ しかしながら、現在の 本店メカニックの
スタッフ達は、お世辞にも その水準には 来ていない・・ 技術面でも 精神面においても
全てが半人前・・ それもそのはず・・ 彼らは 入門して まだ、間もない存在なのだから・・
ファーストジェネレーションズ時代に 見られた様な レース展開は、期待できないだろう・・
かつて 本店レーシングを 牽引した、あの 笹賀や立入に、もう 頼る事は出来ないのだ・・
スーパー モンスター EVO ならば、2号機で 行けば・・ 中村の周りでは、そんな声も
出ているが、その選択肢は ないと、思える・・ オリジナルフレームの 優位性に 頼らず
今回はあくまで、Zの ノーマルフレームベースで 挑戦する 姿勢に、拘って望みたい・・
17インチ ホイール化 した、空冷 Z・・ それも、ノーマルフレームベースで 挑む!・・
そこに NEW1号機が RCMー240 として、新生を 果たした意味が 在ると言うもの・・
ストリートを走る RCM と 同じマシン・・ 同じ 造り込みで 製作された、一台の RCM・・
究極に 仕上げられたなら、レースでどこまで 通用するのか?・・ そこが 見たいのだ・・
とは言え・・ スーパー モンスター EVO クラスは、決っして 甘くは ない!・・
2号機が、発足 間もない スーパー モンスター EVO で、走っていた あの頃とは 違い
最近では 近年のネイキッドマシンの 割合いが 多く、 Z系は むしろ 少数派で ある・・
基本設計が、40年以上も昔の 空冷 Zで、果たして どこまでやれるか、行けるのか・・
厳しい戦いと なる事は もう、間違いない・・
だが・・ 遅かれ早かれ 最後には、目指したであろう 道・・ 空冷Z 最速の称号・・
空冷最強・最速 最高峰クラス、スーパー モンスター EVOLUTION で、復帰 第一戦を
迎えよう・・ より高き 上を目指し・・ 願わくば・・ 諦めずに 勝利を目指そう・・
今はただ 上田と共に・・ セカンドジェネレーションズ達と、ベストを 尽くすのみ!・・
・・ “39” の フレアーに 誓って・・