こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
今月発売の 月刊ロードライダーは、皆さん もう 見ましたか!?・・
空冷Z特集! い・ いいですねぇ~・・ (^ ^♪ 思わず 唸りますわ!
中を見れば、各ショップさんの マシンと 共に、RCM も 紹介されております・・
でも 一番良かったのは (個人的に・・) 何と言っても 巻頭特集の インプレ!
実は、尊敬する ライダーの 和歌山さんに、一度 乗ってもらいたかったんです
ノーマルフレームベースの 空冷Z で 59秒台に 入った、Zレーサー NEW1号機・・
評価は かなり 良かった様で、チューナー冥利に 尽きると 言うものでした
この Zレーサー NEW1号機は、保安部品を 全て外した RCM ・・
もちろん、正真正銘の シリアルナンバー RCM-240 が、冠されております。
今現在、サンクチュアリー本店の 持ち得る 技術で、最高状態に 仕上げた一台
新メンバー体制で 6年振りに 復帰し、短期間で よく結果を 残しました・・
いかに レーサーとて、乗り易さ・扱い易さが なければ、ライダーへの負担は 大きく
結果、タイムアップには 繋がりません・・ 只でさえ、40年以上も 昔に 生産された
古いバイク ですから、1分切りを 狙うとなると、様々な完成度が 求められる訳です
とは言え・・ 素性の良さや メンテナンスだけでは、届かない道程でも ありました・・
何度 アタックしても、 Zレーサー 2号機の ベストタイムを、越える事が 出来ず
バランスこそは 最大の武器! と、信念を持って 望むも、壁 高し・・
細かな 仕様変更は もちろん、コンマ1秒を 詰める為に、試行錯誤を 連発・・
39の挑戦 再び・・ から Round‐2 Round‐3 と 通じて、痛感したのは
Z系マシン、ノーマルフレーム ディメンションの 限界・・ と言う、結論・・
大会当日 「曲がり方が 一台だけ 違うね~」 と、色んな 人達から 言われました
やはり 車格が大きい・・ 前後アクスルの 軸間も そうですが、ステムヘッドを
はじめ、車体を構成する 重要部位が、いちいち全部 遠い位置に あるんです・・
ドカーん!と 加速して、フルブレーキング!・・ フロントタイヤを 潰した 反力と
倒立フォークの 剛性で クルッ!と 回頭し、あふれるパワーで また 立ち上がる・・
あの 最強・最速・・ 最凶クラスの マシン達と、同じ様に 走れなかったんです・・
だから ライダー上田には 苦労を掛けました・・ さぞかし シンドかった事でしょう
終わり よければ、全て良しっ!・・
ノーマルフレームベースの 空冷Zで 見事! 59秒台 達成したんですから・・
みんな よく ガンバりました・・ 上田にも 感謝しています・・
もちろん、応援してくれた 企業や ショップの 皆さんにも、改めて 感謝を伝えたい
7年間も 掛けて、どうしても 1分切りが 出来なかった、Zレーサー 2号機を・・
たった 1年半で 越えたんですから・・ 大したもんですわ・・
サンクチュアリー本店の レース活動は、ひとまず休止と なりましたが
気掛かりな事が、ひとつ・・
オリジナルフレームを 駆使し、58秒台を 狙う 空冷Zが、いると言う事・・
それは もはや、 誰も 勝つ事が出来ない、クレイジーな 領域・・
今 こうしている 間も、虎視眈々と 闘志を むき出しに している事でしょう・・
ならば! 39の挑戦も、 また ふたたび・・
新たな オリジナルフレームに 身を 纏った、39番で 立ち向かうのみ・・
今は 力を 付けよう・・ 体制を 万全とし、全てを ぶつけられる 時を待つ・・
伝説第三章・・
ZレーサーⅢの 咆哮が、 筑波を震撼 させる日まで・・