イタリア ミラノ出張 (その6)です。
ピストンメーカーのヴォスナー社を 訪れています・・・
でもヴォスナーって ドイツじゃないの?・・・ と、ご指摘されそうですね・・・
確かにヴォスナー本社は 紛れもなくドイツに在るんですけど、このメーカー
今や ヨーロッパ主要各地はもちろん、アメリカでも 西&東に拠点を置き
押しも押されぬ 偉大なピストンメーカーとなっていて、ここイタリアにも
支社が あると言う訳なんです・・・
しかもここ イタリアのヴォスナー支社は、全てを話す事は出来ませんが
ヴォスナーピストンを造る上で 欠かす事の出来ない、大型の鍛造施設があり
ドイツ本社との関係は、非常に重要な立ち位置にあります・・・
このイタリア支社の存在こそが、ヴォスナー製品を支える 原点でもあり
そう言った意味からも ここは大変、存在感の大きい支社なんです・・・。
訪問は今回で 3回目・・・
3回目と言う回数が、いよいよ挨拶程度ではない関係になって来ているのは
今までの経験から、何となく わかります・・・
自分としても、それはもちろん 望むところ・・・
初めてご紹介します、ヴォスナー イタリア支社長 オノスクリーリ氏です!
オノスクリーリ氏は元々、イギリスでエンジニアとして活躍していた人物。
特に エンジン内燃機に精通しており、そのキャリアから ドイツ本社より
この大切なイタリア拠点を 任されている訳でした・・・
現在 ドイツ本社の隣に増築してる、新工場の画像を見せてくれました。
世界中から ピストンのオーダーが重なり、新工場増築に至ったとの事・・・
4輪 2輪、オンロード オフロード、ジャンルを問わず 高い評価を得ている
証で やはりドイツ製と言う、信頼に値する製品を造り上げたからでしょう。
ミーティング途中ではありましたが、一緒に昼食を 取りに行く事に・・・
少しだけ走って、トリノ市街まで来ました。
このトリノと言う町は その昔、まだイタリア国内が 5つの国家にわかれて
いた頃、ここの王族がそれを一つに纏め上げ、イタリアが誕生したと言う
話らしく、それ故 歴史的遺産が数多く 街中に見られます・・・
世界遺産が街中の そこら中にあるのは、イタリアならでは・・・
どこに行っても 歴史の深さを感じさせられるし、また ルネッサンス時代の
名残も色濃いのが、この国の特徴であると言えるでしょう・・・
何だか難しい事言いましたが、料理も この国ならではでしてね・・・
これ、何だかわかります?・・・
これ 【かぼちゃの花】 なんだそうです・・・
花を食べるのは初めてですが、これも コミニケーションの一環・・・
NOBLESTは イタリアとの貿易を行うにあたり、現地 ミラノに在住する
パ-トナーたる者と 共に行動しているんですが、そのパートナー 曰く
「日本人は大半が、自分達の考えや感覚で 物事を省いている・・・」 と
厳しい指摘をされていたんで、それならと トライしました!
お、 美味しかったですよ・・・ (^_^;)
花を食べたからでは ないでしょうけど・・・
オノスクリーリ氏も重ねる事に、親近感を持って 接してくれ始めました!
来年以降になるとは思いますが、イタリアから高速を使って スイスに入り
国境を越えて 何と、ドイツ ヴォスナー本社へ連れてってくれるとの事・・・
自分達に 取り扱いを勧めてくれた、本社 社長にもお会い出来そうです・・♪
製造メーカーを訪問し、同じ 人間同士として対峙する・・・
当然 お金も時間も沢山使うんで、大変なのは確かなんですが・・・
海外製品を 正規代理店として扱う・・・ 貿易と言う仕事の意味を
最近・・・ ちょっとだけ わかって来た様に、感じましたね。
(その7)に続く・・・