こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCMは空冷Zをレストアしつつ、その上で最も重要視している
テーマこそが 動性能の劇的な向上にあります。
空来Zによるレース活動は、その最たる開発や 経験の場であり
故に レースに対する重要性を語って来ました・・・
「そんなの前から 知ってるよ」 なんて、古いお客さん達からは
言われてしまいそうですが、本来のコンセプトを知らない人達も
いるかと思うんで やっぱり時々は伝えておかないと・・・ と
思った次第です。
あくまで動性能・・・ 走破性重視で造り込まれる RCM。
唯一 自由度が広いのは、マシンルックスであると言えるでしょう。
同じ機種同士であるなら、動性能に悪影響を及ぼさないで 違いを
追求できるのは そのルックス・・・
この2台も その辺りが大きなテーマになって行きそう!?
S・Sさんの RCM-477 & H・Fさんの RCM-478
MK‐Ⅱ 2台同時オーダー!(その3)です!
ひと足早く フレームが戻って来ていた為、先行で立ち上がった
H・Fさんの RCM-478・・・
とにかく取り付け出来るもの 一切合切、取り付けてしまおうと
急ピッチで車体が組み立てられて行きます。
そんな折・・・
もの凄いデカい車で乗り付けた、H・Fさんが ご来店!
ここから入ってくる方も めずらしい?(苦笑)
しかも 先日のS・Sさんと言い、今回のH・Fさんと言い
なぜ お一人ずつ来るのか、不明・・・ (^^;)
前回来られた時は まだ見積書だけだった RCM-478が
こうしてリアルで目の前にあります。
スイングアームこそ まだ仮り組みですが、かなりMK‐Ⅱらしく
なってますよねっ!
机上の話だけでは 伝え切れないものがありますから、こうして
実物を見て頂くのが 一番、説得力あると言うもの・・・
さすがに H・Fさんも、嬉しそうです (^^)/
この後 まだ決まっていなかったパートや、いくつか仕様変更の
リクエストをされて お帰りになられました。
H・Fさんの RCM-478は、OHLINS製 ブラックライン
リアショックをチョイス!
対して、S・Sさんの RCM-477の方はと言うと・・・
NITRON製 ブラックステルス リアショックをチョイス!
それも上下のアジャスターを、アルマイト処理でカラー変更
したものに・・・
部位にもよりますが、こう言った色変更は 基本的に走破性能に
悪影響がないので、実はお勧めの遊び方だったりします・・・
もちろん精密寸法が絡んでいる、重要な部位では タブー!
【動性能】を最優先にしているRCMですから、パーツ性能を
犠牲にしてまで 色遊びに走る訳には行きません!
一方 こちらは、S・SさんのRCM-477・・・
ちょっと出遅れましたが、フレームやシャシーパーツが揃ったので
これより立ち上げに入ります!
ステアリングロックのホール加工 擦り合わせだけで、かなり
時間を掛けておりました・・・
ロックを掛けた後 ガタが大きいと、ロックシリンダーその物も
徐々にガタつき始めるんで、こういう些細な所の精度をキッチリ
仕上げるのは RCM製作における大切な要素でもあるんです。
NITRON製 フロントフォークを取り付けて、こちらもひとまず
転がし用ホイール 仮り組みにて、立ち上げました!
H・Fさんの 478に、少し追いついて来ておりますっ!
この2台・・・
どっちかが進みすぎても 何となく良くない気がして、やっぱり
気使い するんですよねぇ・・・ (;^_^Aフ∼
S・Sさ~んっ! H・Fさ~んっ!
ブレーキパーツがまだ全て揃ってませんが、あと一週間ほどで
概ね全部 揃うかと思いますんで、次回ご来店は 来月6日以降が
いいかも知れませんよ~っ!