こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
ここ数日は急に冬が来た様で 「これが普通の冬だよな~」なんて
言ったりしてるんですが・・・
RCM製作に冬は無い様で、工場は相変わらずの 全開全力モード。
何せ もう間もなく訪れる春に向け、何台も納車が並んでますから
迷わず進んで行くのみ!
昨年後半にオーダー頂きました 新規のRCMを、どんどんご紹介
して行きたいと思います!
神奈川県在住T・Sさんから オーダーを頂いた、RCM MK-Ⅱ。
実はこちらのT・Sさん ヨコハマヤマト店のお客様で、完成後は
ヨコハマヤマト店で納車すると言う予定にて、製作を承ったもの。
最近何となく このパターンが増えてる様に感じますが、在住されて
いる地域の壁を越え、サンクチュアリーのグループ店が持つ利点を
上手く活用した方法だなと、つくづく感じさせられています。
となれば より良いマシンにするべく、張り切らずにはいられません。
完成したマシンのクオリティーもさながら、ご希望されてる納期に
対しても 何とか期待に応えたいと、レーザー測定&ストレッチから
戻って来たフレームへ 早速作業開始・・・
中村&湯浅のコンビ (最近このパターンも多い? (^^; にて
サンクチュアリーオリジナルフレーム補強 STAGE-Ⅱを施工・・・
このRCM-509 MK-Ⅱは、オーナーT・Sさんの御意向から
前後18インチホイール仕様で製作を致します。
17インチ車ばかりの印象が強い 当店ですが、実は18インチも
得意だと言う事は、以前にもお話した事がありますよね・・・
元々18インチ車を17インチ化するにあたって どこをどうすれば
良いのか、車体ディメンションの構造をしっかり理解して 全体像を
イメージ出来てなければ良い17インチ車は造れませんから、逆に
言えば18インチ本来の特性を理解していなければ 17インチ化は
出来ないと言う事の裏返しでもあるんです。
と言う訳で 美しくパウダーコートされ戻って来たフレームの画像。
展開早いですが、湯浅とのコンビでは よくある事で・・・ ( ̄▽ ̄;)
まずは RCMシリアルプレートを打ち付けます。
納車の時に皆さんに渡される RCMオーナーズグッズのひとつ
シリアルナンバー入りキーホルダーは 同じナンバーが刻印された
唯一無二 一つしかないもの・・・
このキーホルダーは基本、RCM全車両分を ご用意しており
海外へ輸出されたRCMも含めて 全員にお渡ししているもの・・・
車体側に取り付けされたシリアルプレートと オーナーが所有する
シリアルキーホルダーの2つが、正真正銘RCMの証と言う事に
なりますから、紛失しやすいキーホルダーは是非共 なくさない様
心がけ頂きたいと思います。
ここでフロントフォークの組み立てに・・・
このRCM-509では、ゼファー1100のノーマルフロント
フォークを使用するんですけど、程度が良いとは言え 中古を使用
する事から、オーバーホールを施しておく事に・・・
左右共に、ひと通り消耗品を交換・・・
どうせ分解組み立てするなら、ボトムケースの色をブラックに
する良い機会と思い お声替けしたら、2つ返事でブラックに!と
レスポンス良い回答が戻って来ました ♪
元々シルバーだったボトムケースをブラックコーティングした
オーバーホール済みフロントフォーク、コンプリートです!
これで車体を立ち上げ出来ます!
フォークインナーチューブの径がφ43と、いつも使用している
OHLINS製フォークと同寸法で ゼファー1100の左右フォーク
スパンが210mmな事から、いつもの SCULPTRE製ステムKITを
用いて フロント回りを組み付けました。
スイングアームが仮り組みですが、まずは第一段階へ到達。
これよりSCULPTURE 18インチスイングアームのすり合わせ
フィッティング加工へと移行しましょう。
T・Sさ~ん!
ご紹介遅くなりましたが、これから2ヶ月半かけて完成を目指し
頑張りますので、よろしくお願いします! <(_ _)>