アメリカ カリフォルニア州に 在る 【RCM motor cycle USA inc】 は、いわゆる
モーターサイクル コンストラクターで、我々日本側 NOBLESTの 子会社にあたる・・・
現地には専任の アメリカ人スタッフが おり、日々 その者とのメールは 絶えない・・・
その者は現地で 同じ モーターサイクル業界の法人を 営んでおり、その会社業務を
主と しながら、RCM motor cycle USA incの ランダムな業務も 務めていた・・・
現在 数十本と言う単位の フレームが、現地 サンディエゴに到着しており、様々な
段取りや作業が 進行中なのだが、こちらからの要求が あまりにも 多いせいか・・・
時折 へそを曲げてしまう事も、 しばしば・・・
現地で 自らが作業に 専念する事ができないのは、当初から わかっていた事だが
いざ その時が来てみると、改めて歯がゆさを 感じずにはいられない・・・
欧米人との感性や 考え方の違い・・・ 今更ながらに 痛感させられる・・・
それでも、乗り出した船が 戻る事はない・・・ プロジェクトは 前に 進むだけだ。
不安の絶える事は、今後も当分は ないだろう・・・
決意と 覚悟を持ち・・・ 今は 自分に出来る事 全てに、全力で 取り組むだけである。
日本から アメリカ、RCM motor cycle USA incに 送るものも、沢山ある・・・
それらは何も 部品だけに 限った事ではない・・・
現地では 政府認定の証書が 作成されており、例えば 車輌の各部寸法 数値など
それら公式書面に 記載させる為の、重要な 情報である・・・
納得が行かず、廃棄と決まった 最初のフレームだったが、フレーム寸法自体に
違いが なかった為、この残された 廃棄フレームを使って、実測を行う事にした・・・
なるべく 正確に・・・ 真実の数値を持って、きちんと 申請したい・・・
この RCMプロジェクトは 進めば進むほどに、大きな障害や 試練に ぶち当たる・・・
正直・・・ 一人では到底 立ち向かう事など、出来なかっただろう・・・
既に名前を 挙げさせて頂いている方・・・ そしてまだ 名前は 挙げていないが
下支えを してくれている人達・・・ そんな 町工場魂や、バイクと この業界を愛する
沢山の人達の 情熱に支えられ、現在にまで 至る事ができた・・・
それは 誠太郎も含めた、本店スタッフ・・・ NOBLESTの社員達とて、皆 同じ・・・
皆の力が なかったら、ここまで来る事も 出来なかっただろう・・・
もちろん プロジェクトは 未だ、道半ば・・・ まだまだ 気を抜く事は できない・・・
サンクチュアリー 20年の 社歴の中で、最大となる クライマックス序章の 幕開けに
これから立ち塞がる 試練と課題から、逃げる事なく・・・
我々の様な 小さな零細企業でも 成し得る事が出来るのだ と、信じて 進むのみ・・・
次回 アメリカ カリフォルニア出張まで、あと 10日である・・・