8月末は ひと区切りの時期と、当初より社内で 定められていた 日だ・・・
少なくとも 数十本と言う 単位で、社内にフレームが 置かれていなければ ならない。
想い描いた イメージ・・・ 自らが 欲しい と、感じられるものを 造る・・・
これまでの道のりを 台無しに してしまう様な、そんな妥協は しないと 決め、急遽望んだ
仕様変更だったが、それによる スケジュールへの しわ寄せは、非常に 大きいと言える。
それでも、結果を出す以外に 選択肢がない 事例は、今までだって 数多く あった事・・・
これまでだって 数多く 乗り越えて来たのだから、あきらめの 連想など 浮かぶ事はない。
その意思が 示すように・・・
RCM オリジナルフレームは、続々と 出来上がり始める・・・
年内 30本~45本の 完成を目指し、今はひたすら 見つめた先を 目指すのみ・・・
そして・・・
第一回目の 搬入を、無事 迎える事ができた・・・
ロスアンゼルス港に 送るには、輸出に適した 正確な梱包が、必要になって来る・・・
使用される材木も 輸出入に使用される物は 外来種の侵入を 防ぐ為、燻蒸処理された
物でなければならず、専門業者への依頼は 必須となるからだ。
友人の宮本氏・・・ 普段は “だんな” の 相性で呼んでいる、20数年来の友人が
この輸出梱包を やっており、彼を頼って ここまでやって来た・・・
オートバイの事を 良く知っている事もあり、フレームと言う製品を 任す事が出来る。
友人だから 気兼ねなく 連絡も取れるし、安心して託す事が 出来ると言うものだ・・・
おそらくは今後、こうして彼の元を 幾たびも 訪れるのだろう・・・
搬入第一弾、完了・・・ だが この後、第二弾の搬入予定が 控えている・・・
名残惜しさは あったが、このまま会社に戻り 再び作業を 再開 しなければ・・・
この頃 同時に アルカディアでは、もう一つの 削り出しものが、進行・・・
これがフレームを構成する 削り出し部品、最後の大物・・・ サスマウントだ。
このクラスの3D部品は、アルカディアの力で なければ、成し得ない 代物である・・・
ひと息 つく間もなく、ふたたび フレームに 向かい合う・・・
疲れが ないと言えば、もちろん嘘に なるだろう・・・ それでも・・・
自分の本意とは 裏腹に、 流され・・・ 迷い・・・ 悩む・・・
挙句の果てに やって来る、腹立たしさと・・・ 孤独・・・
そんな 完全停止した 生き方をする位なら、 はるかに心地は 良いと 言うものだ。
意思がある・・・ 目的がある・・・
何よりも 向かって 進んで行く、 実感がある!
一歩 一歩でも 全身全霊 傾けて 向かい合えるのだから、これ以上の 至福はない。
革新する RCM プロジェクト
アメリカ カリフォルニア州 ロスアンゼルス 出張まで、あと 3日・・・