革新する RCM オリジナルフレーム・・・
最初のフレームを 廃棄に した事から、プロジェクトの進行に 遅れが出始めていた・・・
まず モディファイを 施されたのが、この ピボットブラケット・・・
肉抜き形状や 厚みを 見直す事で、最初のフレームに 使用されたものから、約10%の
軽量化を 果たしている・・・
それでも 強度・剛性は、充分すぎるほど・・・
フレームを 造るにあたり、過重量になる 結果だけは、何としても 避けたい・・・
それが RCM オリジナルフレームにおける、最重要視 テーマである・・・
パイプワークも 見直す・・・
確かに せっかく製作した 一本目の フレームでは あったが、
より良い 形状にしたもので、望みたい・・・ (絶対に 妥協するな・・・)
自らが これでどうだ と、思えるものを 造る、 そこを 捨てないで行くと、決めたのだ。
車体は インナータンク仕様で、専用ファイバーカバーで、丸・角と 選択できる 構想・・・
タンク容量を 稼ぎつつ、ファイバーカバーとの クリアランスも ギリギリまで 詰めるなら
フレームワークは こうなる・・・ 丸・角 両方の形状に 兼用性を持たせた事も、特徴だ。
当然、側面配置される サイドレールも、これに 準じた形状に なった・・・
アルカディアとの連絡は、常に 切れない・・・ 一名乗車式と 二名乗車式・・・
名付けるなら Rと Sで、ブラケットに 違いを設けて、企画は進んでいた・・・
3D切削物では 最後の大物となる、リアショック マウント ブラケット・・・
複雑な 形状である事は もちろん、質量も大きい・・・
この SS400の塊から、あそこまで 切削して貰うのだから、やはり 大掛かりである・・・
アルカディアを 信じ・・・ その間、 とにかく 自分の現場を 進めて行くだけ・・・
集中した 作業の中、2本目・・・ そして 3本目と、 フレームは 造られて行った・・・
実は 車体に使用する 装備も、最低限 同時進行で製作する 必要がある・・・
この オリジナルフレーム 専用 エンジン マウントも、そんな部品の ひとつだ・・・
他にも こういった装備部品を、押して行く 時間の中で いくつか 製作をしていた。
そして・・・
アメリカサイド法人との 綿密な 連絡のやり取りも、ここに来て 頻繁化・・・
彼らは 今 こうしている間も、準備万端で 待っているのである・・・
決められた期限までに 滑り込みでも いいから、間に合わせなければ ならない・・・
4本目・・・ そして、5本目へ・・・ 効率は良くなり、ペースは 上がって来た。
年内、 果たして どこまで 行けるか・・・
革新する RCM プロジェクト
アメリカ カリフォルニア州 ロスアンゼルス 出張まで、 あと 8日・・・