4月1日・・・
新たな年度を 迎え、サンクチュアリー 本店には、ある種の緊張感が 在った・・・
新天地、ここ 柏に移転し 一年・・・ これから始まる、新たな挑戦・・・
創業後 21年目を迎えた サンクチュアリーの史上で、最大クラスの プロジェクトが
クライマックスの 章として、これより幕を 開けようとしている・・・。
それは かねてより、構想していた 想い・・・ これまでは漠然と 語って来たものが
時を 重ねるに連れ より 具体的なものへと 進化し、プロジェクトにまで 昇華した・・・
そして、そのプロジェクトを 正立させるべく・・ この本店に 集いし、男が 二人・・・
まずは 一人目の男・・・
サンクチュアリーのツナギを 身に纏うのは、およそ 3年ぶりの事である・・・。
短い様で 長かった3年間、 INTEC Motor Cycleの 代表として、活動をして来たが
その道のりが、決して 緩やかな 岐路でなかった事は、容易に想像が つくと言うもの・・
新たな活路を 見出す為に・・・ 3年の時を経て、今 ここにいた・・・
今その男の 店舗兼 工場は、一時閉鎖と なっている・・・
このプロジェクトを 正立させ 新たな門出を 切るべく、今は 静寂の中に・・・
特殊な シャシー業務を 遂行する予定だった 設備も・・ しばらくは 休眠である・・・
かつて10年間・・・ 本店で学び、 育った男・・・
古巣に帰郷を、果たした訳ではない・・・
志も 新たに・・ 想いを 胸に・・ やがて 活路を 見出す為に・・・
静かな 覚悟を持って・・・ かつてない、厳しい戦いに 臨む・・・
今 ふたたび・・・
ファースト ジェネレーション 鈴木 誠太郎・・・
これより サンクチュアリー本店の、未来を築く者の 一人と して、共に 挑む!・・