続、革新 RCMプロジェクト (その2)・・・
引き続き、PAMSさんでの 作業シーンから・・・
竹部さんが取り出したのは、空冷Z系ヘッドに スロットルボディを取り付ける
為の、インシュレーター系 パーツ・・・
アルミのアダプターを 介して、スロットルボディ 気筒間ピッチを合わせつつ
インテークポートに対して 最適な形状の角度・・・
ここに キャブレターホルダーが重なる形で、取り付けられます。
スロットルボディが、取り付けられました・・・
この段階で 受けた印象は、全く違和感を 感じさせない・・ と 言った感じ。
いや むしろ・・・ US RCMの フレームレイアウトや、足回りの仕様からは
キャブレターではなく、この インジェクションのボディの方が 似合う位だと
真剣に 思ったほどでした・・・
更に作業は、フューエルラインの製作に 入ります・・・
インジェクションは、フューエルラインに掛かる 燃圧が高い為、通常通りの
ホースワークでは ダメ・・・
きっちり、専用コネクターや 鉸め式クランプを用いて、取り付けされます。
ポンプ装備が まだで この日は火入れしませんが、一先ず作業は完了・・・
今回 インジェクション化の目的は、ラフに開けても ビシッと ついてくる性能で
国内の環境規制に対する 配慮だけでなく、その レスポンス性能の恩恵こそ
本当に欲しかった 要素でもあります・・・
キャブレターでは どうしても構造的に実現できない、鋭いレスポンス・・・
う~ん・・ 何か・・・ 久しぶりに 走らせたい衝動に かられましたね。
神原さん、高山さん、竹部さん・・・
仕事の邪魔に なってしまった事かと思います・・ ホントに すみませんっ!
この後 一旦 マシンを持ち帰り、フューエルポンプ装備を 完了させたら、再度
PAMSさんに来て、いよいよセットアップ 開始となります・・・
渋滞もあって 帰りは、夜になってしまいました・・・
終わらせなければいけない仕事が いくつかあって、ドタバタ していたら・・・
スロットルボディに取り付ける、アルミ削り出しの デリバリーパイプが・・・?
何と! さっき会ってたばかりの 竹部さんに加え、代表の吉岡さんまで!
もう閉店時間を過ぎた 遅い時間帯だと言うのに、できたてホヤホヤの
デリバリーパイプを わざわざ届けて くれたんです!
お疲れでしょうに・・・ 本当に ありがとうございました・・・
ほんと・・・ 皆さん タフです・・(笑)
インジェクション装備が完了した 我が愛機、US RCM A16-001・・・
今月24日から開催される、東京モーターサイクルショーに 展示されます。
ロードライダーブースに お立ち寄りの際は、是非 見て頂きたいと思います。