昨年の秋、アメリカ カリフォルニア州へと渡った、我が愛機 RCM-001・・・
完全分解された その車体は、その後 ロスアンゼンルスの拠点へと 送られ
そこで 大掛かりな加工を、敢行・・・
現地法人 Radical Construction Manufacture USA Incの 工場にて
かなりの部分を、大幅に造り直しておりました・・・
月刊ロードライダー誌の連載を 休んでいたのは、そんな背景から・・・
随分と時間が 掛かってしまった道程でしたが、この春 RCM USA社側より
出荷された車輌は、無事日本へと 戻って来ています・・・
Radical Construction Manufacture USA Incは、州政府から本格的な
製造業資格を認証された、モーターサイクル コンストラクター・・・
現在 ロスの工場には 現地スタッフも存在しており、アメリカ 国内外を問わず
厳選された部品を用いて、車輌製作を行っていました。
もちろん ここまで、容易に辿り着けた訳では ありません・・・
何度も 挫けそうになる事から、都度 あきらめなかった上での 今があります。
激しく動いた 2016年・・・ 紆余曲折の果てに 州政府の認証を得て
RCM USA社製 モーターサイクルは、正規輸入元となる 我々の元へと
遠く 旅して来ました・・・
そして・・・
この日、誠太郎と共に ある場所を目指して 走っています・・・
ある重要なパーツを 求めて、本日の目的地に 到着・・・
こちら、PAMSの呼び名で おなじみ、プラスアルファーさんでした!
予定していた時間よりも だいぶ早く 付いてしまったんですが、スタッフの
神原さんと 高山さんは、快く 迎えてくれました!・・・
本日取り付けする パーツの担当、竹部さん・・・
誠太郎も早速、挨拶を 交わしております。
「今日は お世話になります~」 などと、連呼していたら・・・
何とっ!・・・ 初めて お会い出来ました、こちら 瀧谷さんですっ!
瀧谷さんには これまで色々と、貴重なアドバイスを 頂いて来ていたんですが
中々お会いする機会を 作れなかったんで、偶然会えて ホントに良かったっ!
思わず はしゃいでしまいましたが、そんな最中・・・
この日の目的だった、ある重要なパーツと ご対面・・・
おもむろに、US RCM-001の外装部品を 取り外しました・・・
そして・・・ お目当てのパーツが 登場・・・
こちら! フューエルインジェクションシステムの、スロットルボディです!
日本の基準・・・ 幾つかの規制に対し、あくまでも 合法な仕様で行く・・・
その為には 欠かす事の出来ないシステムで、PAMSさんとは 少し前から
このシステムを、US RCMにと 相談して来ていたんです・・・
普段 見慣れないボックス・・・ ECUも 登場・・・
キャブレターの場合、あくまでも点火は 点火系・・・ 吸気は 吸気系ですが
フューエルインジェクションは 根本的に違って、点火系と吸気系の コラボ・・・
ECUは それらを制御している、心臓部と言えます。
インジェクションKITの 構成や特徴・・・ 取り付けにあたっての 注意点など
作業しながら 説明を受ける事に・・・
タ-ニングポイントを、迎えた この日・・・
この日は サンクチュアリー本店や RCM USA社、また 中村個人にとっても
非常に重要な 第二ステージへの突入を、意味していました・・・
(その2)に 続く・・・