こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
長期コースで 製作進行していた 何台かの RCMが、ここ最近・・ 時を 同じくして
完成に 向かいつつあります・・・ この 空冷GPz1100も、そんな中の 一台で
昨年の夏から 始めた作業も、ようやく終わりを 迎えつつあり、佳境に入りました・・・。
茨城県在住 T・S さんの、空冷 GPz1100 RCM-356 (その3)ですっ!
元々ビッグパワーな 空冷 GPz1100で、エンジン・吸排気系に 手を 加えてますから
ジュラルミン製 リアスプロケットの 早期摩耗を 避けるべく、ドライブチェーン サイズは
520でなく、手堅く530を チョイス・・ タイヤサイドとの クリアランス確保に 有利で
フリクションロスも 少ない ナローTYPE チェーン、EK530RCMを 用いました・・。
メガホンテールを 吊る ステーは、ステップ マスター廻りから 拾う事に・・・
軽量な チタンマフラーとは 言え、ラバーマウント固定化は 必須構造でしょう・・。
燃料計に加工 コンバートした 元水温計も 含めて、メーター配線も 結線が完了・・・
ノーマル液晶モニターを 廃止する 代わりに、ヨシムラ製 デジタルテンプメーターを
ビルトインする為の ステーも、アルマイト処理から 上がって来ました・・。
取り付けると こんな感じ・・・ かなり 違和感なく、しかもキッチリ 固定・・・
こういう細かい所は、RCMの RCMたらん 造り込みで、むしろ こういう所 だからこそ
神経を 集中させて、製作に臨んでおります・・。
この フロントウインカーステー なんかも、まさしく そんなパーツの ひとつ・・・
販売数の見込めない 部品な為、ロット生産が出来なく、故に コストが 掛かりますが
オーナーの T・S さんとも 話し合い、単品製作を 決行しました・・。
真の造りは 細部に宿る・・・ 見積もり書には 記載されていない、作業や加工など
実は 数多く 存在します・・ それらは もちろん、料金なんて 頂けてません・・・
料金が欲しくて 言ってる訳でなく、一台の RCMに どれほど 情熱が 注がれているか
その 細かな工程を、知っておいて 貰いたいだけなんです・・。
NITRON リアショックの リザーバーも、機能的に 取り付け出来ました・・
各所 大物部品の フィッティングは、ほぼ全て 完成!・・
昨年は 段取りに追われ、具体的な進行が 少なかっただけに、この ひと月の 進行は
大いに T・S さんには、喜んで 頂けたんでは ないでしょうかっ!・・
で、 そろそろ ブレーキホースを 組み付けたい所 なんですが・・・
さて・・・ どうしたもんか・・(汗)
この APキャリパーの ホース取り付け部が ナイスな位、角度や位置が イマイチで・・
うぅぅ~~~~む どうすっかな~?・・ って 感じで、止まりました・・ (^_^;)
・・・・・・・・・・・・・・・。
機能的に 取り回したいけど、カッコよくも したい・・・
絶妙なホースワークに したいんですが、ど~も・・・ 相性 悪いよな~・・(苦笑)
しばら~く 石塚メカと 一緒に 悩んでおりましたが、この後・・
何とか 突破口を、見出す事が出来ました・・♪
RCM-356 空冷 GPz1100・・ 完成まで 約2週間! って、トコですかねっ!