皆さん こんにちは・・ サンクチュアリー本店 中村です・・。 空冷 GPz1100を ベース車に
RCM 化を 試みると言う 今企画・・ 中々 興味深い内容で、完成が今から 非常に楽しみ・・ ♪
全体のフォルムや イメージは、既に 中村の頭の中で 出来上がっている物の、いかんせん
思う様に 作業が進みません・・(涙)。オーナーの S山さんも、さぞかし 「まだかなぁ~・・」 と
思っている事でしょう・・ (S山さん・・ 素晴らしい物を 造るには 時間かかるんでっ!(苦笑)。
ストレッチが完了した フレームに、一度 タンクを載せます・・。 ちょっとした 転倒で フレームが
再び 変形してしまう様な事の ないよう、補強を加えるにあたって タンクと補強材との 干渉を
あらかじめ チェックしておく為です・・。 ( いつもの 空冷 Zとは、結構 違うんですよねぇ~・・)
位置を しっかり確認した上で、更に 効率良いと 思われる部位に、補強を施して行きます・・。
まずは、タンク下レールに おなじみ STKM13C φ22.2パイプ材を、用いて 補強・・ そして
メインチューブが合流する、いわゆる 腰の部分には シングル・ガセット材を 追加しました・・。
同時進行で、純正の ステムシャフト寸法を 計ります・・。 空冷 GPz1100も そうなんですが
Z1000J 以降の Zシリーズは、ステムシャフトの寸法が Ninja と 全く同じで、それは同時に
ゼファー1100の ステムシャフトとも 同じ寸法だと 言う事になる訳です・・。 その為 今回は
昨年 Newリリースされた、SCULPTURE製 ゼファ-1100用 SPステムKITを、選択・・。
ノーマル足回り だと、フル加速時に トレール不足を 感じさせる症状が 出たりするし、なにせ
この 空冷 GPzは、直安性が意外に悪く 振られ易い 一面があるので、ショートオフセット化は
大変 有効と言えるでしょう・・。 ちなみに、Z1000R系も 同様の傾向が あると言えます・・。
三階の 自社製品課で、早速 ステムシャフトの図面を 見せてもらう ツバサ・・。 よ~く 見れば
スマホを メモ代わりに 駆使してました・・ (なぜか・・ 強い敗北感が 押し寄せます・・(苦笑)。
どうやら、ゼファーのステムシャフトが 流用できそうな感じです・・♪。 確か、中村の記憶では
空冷 GPz1100は A‐1~A‐2 と、A‐3 で、ステムヘッドパイプの長さが 若干 違った様な
憶えがあります・・。 もう 20年も前の 記憶なんで、ちょっと 自信ないんですけどね・・(苦笑)。
ツバサは この後、エンジン分解を 着手・・。 (何てったってこいつは、欠品 多いかんな~・・)
中村は やっかいなモノに 気が付いてしまいました・・ 何と、ノーマルの ピボットシャフト径が
φ15と 細かったんです・・(汗)。 やたらと 大径化すれば、いいってモンじゃ~ ないですけど
この車格と エンジンパワーの 組み合わせで、シャシーを 強化、チューニングして行ったら
正直、この辺のパーツに 役不足感が 出てきそう・・ せめて φ16以上には、したいかなぁ・・
てな訳で、ここは一番・・ 戸田さんに 頼む事にっ!・・。 G‐トライブの SPL クロモリシャフトを
オーダーする事に しました・・。 この G‐トライブの クロモリシャフトは、軽量で高剛性な上に
見た目の質感も 非常に カッコいいので、本店では最近、密かに はやり出しております・・♪
そんな訳で、S山さ~んっ!・・ 価格も リーズナブルなので、注文しておきましたよ~っ!・・。
ツバサは 順調そうですな・・ Z1000R系とは 意外と異なる 部品も多く、欠品パーツ達に
悩まされなければ いいのですが・・ いずれにしても 分解してみない事には 始まりません・・。
この RCM-248 ・空冷 GPz1100も、どうやら 長丁場な一台に なりそうです・・(汗)。
S山さ~んっ・・ 時間が 掛かる分、手応えのある 最高の一台に 仕上げて見せますんで
これからじっくり、お付き合い下さいね~っ!・・♪ 。