こんばんは、 サンクチュアリー本店の 中村です・・
先日、俳優の 高倉健さんが お亡くなりに なり、世間で大きく 報道されましたが、
中村も 映画が好きで、カラーに なってからですが、建さんの映画は よく見ました・・
ふと・・ 中学の頃 集めていた、映画の チラシ・・ (一時期、流行ったんです・・)
思い出して ゴソゴソ 出してみたら、 まぁ~・・ 沢山 ある事 ある事・・ (^_^;)
当時、ガクラン着て 毎週、新宿や日比谷を ウロウロしてた事を 思い出します・・
古き 良き時代 なんて言葉は 使いたく ありませんが、淡い気持ちに なりましたね・・
空冷Zが 現役だった、あの時代・・
まだまだ自分は 現役っ!・・ と、ばかり やっとりますよ!・・ (気持ちですが・・)
T・S さんの 積年だった 夢、ゼファー1100の RCM化 計画 その6 ですっ!
ダイヤモンドコーティングで、ブラックに 塗られた フレーム・・
ノーマルの ブルーがかった ガンメタ系 色とは、明らかに違う 雰囲気ですね・・
今回の様に 車体を全分解 した時は、とにかく 普段 わかりずらい 部分の
消耗や 故障箇所などを、見つけ易いもの・・ 人間で、例えるなら
全身の リフレッシュ・・ 長期走行 して来た マシンには、良い機会です・・
OHLINS FG324を 用いた、倒立 エクスモード パッケージ・・
ゼファー1100用 パッケージは、理論上 図面化されて 用意されてましたが
実際 取り付けるケースは、これが 初めて・・
問題なく スルー 出来れば、晴れて 市販化 GO! って 感じに なります・・
意外だったのは、ステアリングの 切れ角でした・・
通常 倒立フォークの 場合、アウターチューブ径が 太い事も あって、切れ角が
減少する傾向に あるんですが、ゼファー1100では それ程、切れ角が 減らず
思ったよりも 切れるんで、驚きました・・ 実用性が高くて、大変 GOOD・・♪
ハーネスや コイルなど、取り付けられる ものは、どんどん 進めて行きます・・
車体が ある程度 進んだ所で、お次は エンジン・・
クランクシャフトは、測定の結果、再使用する事に しました・・
ただし、メインと コンロッド大端部の ジャーナル部には、ラッピングを 施しました
ラッピング処理に より、細かな傷が 付いていた ジャーナル部を、鏡面仕様に
仕上げ、回転摺動による ストレスと フリクションを 低減・・ 再生させています・・
反面・・ オイルクリアランスは、実体寸法で 合わせる 必要性 あり・・
精密な測定を するべく、 プラスチゲージを 使います・・
本来なら、クランクケースと クランクウエイト・・ コンロッドと クランクウエイトの
双方に刻まれた マークから、メタルベアリングの 選択を するんですが、今回は
より パーツの実態を 見極めて、オイルクリアランスを 測定しています・・
中村は、空冷エンジンよりも 水冷エンジンの 方が、オーバーホール経験が 多く
この クランク & コンロッドの オイルクリアランス設定 だけは、すごく重要だと
常々 厳しく 言ってます・・ 昔の 話しですが、何度か 痛い目 見てまして
いまだに 軽い トラウマが、メタルベアリングには あるんですわ・・ (^_^;)
ミッションも 組み付けましょう・・
A‐3 以降の 後期型は、対策品になってて かなり、いいですねぇ~・・♪
バランサーの タイミングを 併せて、ケースを 合わせます・・
空冷で ありながら、水冷車の様な メカニズム構成を 持つ、 ゼファー1100・・
空冷Zとは やはり 年式が 違うんだな・・ と、 改めて 感じさせられますわ・・
T・S さ~んっ!・・
年内には、かなり完成に 近づくと 思いますんで、また 見に来て 下さいね~っ!・・