こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。
本日は朝から雪が・・・。
朝からテンション 下がりまくりです・・・
天気予報を見ると、千葉・茨城エリアが 一番ふっているみたいで
どうしようか悩みましたが、とりあえず出勤しました・・・
自分はノーマルタイヤの車で通勤してるんですが、どうやらこの後
降り方が強くなる様なんで、昨夜から書き始めていたこのブログを
アップしたら 帰ろうかと思います (-ω-)/
さすがにご来店される方は いないかと思いますが、ご不便を
おかけする事 申し訳ありません。
須賀川在住 T・K さんの、RCM-474 Z1‐R(その3)です!
少しご無沙汰になっておりましたが、前回から引き続きにて・・・
芯だし修正が完了したクランクシャフトを ケースアッパーに
セットし、この後 ミッションドッグ噛み合いのチェックをして
必要であれば調整を行います。
各シフトフォークがドラム溝に対し ストレスフリーな位置である
事を確認できたら、変速操作後のスライドギヤと相手ギヤドッグが
しっかり噛み合っているかを見て、浅い様であれば精密シムを用い
スライドギヤの相手側ギヤ位置を 微調整してやります。
今までも何度かご紹介して来た このミッションドッグ調整ですが
空冷Z系エンジン オーバーホールにおいては 必ず行っておくべき
作業の一つで、RCMでは必須メニューとなりました・・・
シフトタッチの滑らかさは もちろん、ミッション本体のライフも
向上しますので 絶対にやっておくべきでしょう ♪
ケースをあわせて、腰下がほぼ完成!
ジュラルミン削り出しのフィルターカバーは サンクチュアリー
メカブランド製で、NITRO RACIN製のマフラーKITに付属されて
いるもの・・・
締め込んでも 殆どしならない、強化対策された優れものです ♪
ピストンはノーブレストが ヨーロッパ イタリアから輸入している
ドイツ ヴォスナー 鍛造ピストンKIT・・・
1mmオーバーサイズの φ71ピストンで、シリンダーボーリングを
施し、ピストンクリアランス値を適正化・・・
10.8:1 と言う ハイコンプスペックが魅力的なピストンKITです。
シリンダーまで組み付け、完了!
シリンダーヘッド、バルブガイドやシートリングの内燃機加工が
まだ出来上がっていない為、この後は車体の方を進めます。
スイングアームがブラックコートされて来ていたので、本組み・・・
SCULPTUREスイングアームの内幅は、XJR1200と同じ 266mm
設定なのですが、使用するリアホイールは 左スプロケハブ側が
XJR1200、右ディスク側がZRX1200と言う ハイブリッド仕様な為
右のキャリパーブラケットカラーのみ 削り出しで製作します。
図面でのハイトデーターは既にありますが、わずかな個体差にも
合わせてあげたいので、念の為ホイール各部を採寸して、交差の
レベル誤差であれば ブランクカラーを用いて アルマイト処理・・・
リア回りのアライメントを 完璧に追求します。
電気系統も進めておきましょう・・・
液晶オールインワンメーターの配線は複雑ですが、もう手慣れた
もので、サクサク進んでおります・・・
電装が完了していれば、エンジンを搭載して間もなく すぐ火入れ
出来ますからね ♪
難易度高いのは、こっち!
シートスポンジ形状の成形だけは、ほんとに辛い・・・ (^^;)
湯浅はスポンジまみれになりながら 「これでどうでしょうか?」と
何度も見せに来ます・・・
その都度「ん~ ここをもう少し こう!」 と、何度も繰り返して
納得いく形になるまで、めんどくさがらずに取り組みます。
ここを簡単に終わらせちゃうと、出来上がりが ぶさいくになるんで
根気よく 作業するのが大事・・・
T・K さ~んっ!
来週あたり 書類をお送り致しますんで、住民票のご用意も
よろしくお願いしますね~っ!!!
やばい!
雪が強くなって来たんで、帰ります! Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)