こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
今年も残す所 数日で終わりだと言うのに、相変わらずの忙しさに
毎日ドタバタしております サンクチュアリー本店・・・
この秋 新規にオーダー頂いたRCMが何台もあり、それら全てを
なかなかご紹介出来ずにいたのですが、ここに来てようやく時間が
取れるようになって来たので どんどんご紹介しております ♪
本日ご紹介するのは 愛媛県在住 Y・Iさんからオーダー頂きました
Z1‐R・・・
変わらぬ人気の 空冷角Z、シリアルナンバー RCM-510です!
パウダーコーティングされたフレームが 戻って参りました!
これより早速、車体の立ち上げに入りたいと思います (^^)/
パウダーで埋まったネジ穴と言うネジ穴、全てタップを通したら
RCMシリアルプレートを打ち付けましょう。
既に550番のシリアル車が納車になってますが、ナンバー順に
関わらず 完成した車両から順次納車になっており、500番台の
車両は まだまだ沢山製作されている状況・・・
このペースで行くと再来年、2021年には600番台に入るかと
思うのですが、その頃になるとさすがに 空冷Z系のベース車両が
今の半分も手に入らなくなっているでしょうから、いよいよZ系の
RCMに 終わりが見えて来ました。
MK‐Ⅱは つい先日、100万円未満でご提供できる最後のベース
車がついに底つきましたが、これからZ1&Z1‐Rも徐々に減少し
残念ながら なくなってしまうんでしょうね・・・
嫌な現実からは 目をそらしてと・・・ (^^;)
SCULPTURE製ステムのシャフトに エンドミルで穴を開け、更に
リューターで形をすり合わせて行きます。
ステアリングロックは なるべくビシビシに!が鉄則・・・
挿入後に遊びが多いと ロックが効いた状態時にシリンダー本体に
負担が掛かりやすく ガタが増えてくるので、ここの掛かり具合は
後々の事を考えると意外に重要なんです。
こちらもロック回りの作業中。
Z1‐Rはキーセットのリプロ品が出てないんで MK‐Ⅱのものを
流用してるんですが、毎回ひと手間 大変なんすよね~ (;^ ^A
リビルドされたシートロックシリンダーを更に分解し、ドナーと
なるMK‐Ⅱ系のヘルメットホルダーから シリンダーを移植して
一つのキーで統一された仕様に リメイクをしている訳なんです。
まるで時計屋さんの様な精密作業で 非常に細かい作業なんですが
RCMは こういうちょっとした部分への配慮をすごく大事にして
いるので、手を抜かずに施工しているんです。
仮り組み用のスイングアームと 転がし用の前後ホイールを組んで
ひとまず車体が 立ち上げりました!
早速 スイングアームの擦り合わせに入りましょう!
SCULPTURE製スイングア-ムに 専用測定治具を取り付けて・・・
左右をピッタシ同じ対象にするべく測定を行い、ピボットエンドの
ディスタンススリーブのハイトを調整して アームの芯を出します。
SCULPTURE製スイングアームは ピボットにニードルベアリングと
ボールベアリングの2種類を採用しており、フレームに組み付け後
全くガタが出ない構造になっているのですが、左右で複雑に異なる
構造が故に 刃物加工の段階で対象精度を同数値にするのが難しく
最後にこうして 精度を追求している訳なんです。
間もなく年末年始ではありますが、年明け 好スタート切る為にも
年内中に擦り合わせを終わらせておきたい所!
気楽な正月を迎えたいですからね! ( ̄▽ ̄)
愛媛の Y・Iさ~ん!
ブログでなかなか ご紹介が出来ず、申し訳ありませんでした~!
来春納車目指して 頑張りますんで、よろしくお願いしますね~!