こんにちは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・
RCM-447 Z-1のオーナーでもある、埼玉県在住 Y・S さんの
2台目! RCM-468 (その9)です!
リアホイール左右のディスタンスカラーが アルマイト処理から
上がって、本組みした所でドライブチェーンを取り付けます。
520チェーンの場合、チェーン本体は丈夫でも ジュラルミン製
リアスプロケットの方は早期摩耗するので、より使用継続距離の
長い530を なるべくお勧めしています・・・
それも只の530サイズではなく、数ミリ細身に設計されている
ナロー型タイプ 【EK530RCM】を採用していますから
普通の530に比べて 飛躍的にフリクションロスは少ないんです。
薄幅ドライブチェーンは足回りカスタムをする上で 大変重宝する
部品で、【RCM】をイメージにと言う エヌマチェーンさん側の
ご希望から【RCM】のネームをお貸しして 一般販売されたもの。
なので、実はサンクチュアリーで販売してる製品ではありません。
自分達も 皆さん同様、エヌマチェーンさんから購入してるんです。
シートスポンジ成型も ようやく上がって来ました・・・
この様な状態で 一度形状を確認し、手直しの必要性を感じたら
納得のいく形になるまで、何度もシート屋さんと往復をします。
今回は既に 3度目の確認と言う事もあり、時間も押していたので
最後は自分で形を整える事に・・・
普通に市販されてるシートを そのまま使えば、絶対安い・・・
てか ぶっちゃけ! こんな事しない方が 絶対儲かる! (;^_^A
シート屋さんに支払う やり直し料や、往復の送料も掛からないし
安く売ってるもん、そのまま付けときゃ いいんですからっ(笑)
でも 例えオーナーが気が付かなくとも、自分が納得できず・・・
こんな事ばかり、自分でも (あぁ、おろかだよなぁ・・・) などと
思いつつ、ど~しても捨てられない こだわりなんです。
いやぁ~~~ 気に入った形になったな~ ♪♪
髪の毛や 目の中まで、スポンジだらけだけど (;^ω^)ゲホ
あとはシート屋さんの レザー張りのセンスに託しますっ!
ジュラルミン削り出しの RCM シリアルプレートホルダーが
固定されるブラケットも出来ました ♪
コックピット内で 常に視認できる位置に収納されています。
ラジアルマスターシリンダーも 殆どのRCMで採用されてます。
ちなみにメーカーは、イタリア Brembo社製が 圧倒的人気!
リザーバータンクステーは A16で採用されてるタイプと同じ
ワンオフもので、タンクの6mmボルト 固定部が回らない様
ブラケットの形を合わせて 回り止め機能を持たせてあります。
スモークタイプのリザーバータンクも、もちろん Brembo社製。
こちらも回り止め ストッパーを効かせた形のブラケットで固定。
ささやかな事ですが こういう部分を “動かなくさせる” と言うのは
意外に大事な構造だと思ってます。
湯浅が一生懸命 溶接しているのは、フューエルタンク・・・
この作業さえ終えれば、いよいよペイント工程へと移行できます!
実は Z1000J 純正の燃料計センサーが、メーカー欠品でして
今後パーツ交換したいと思った時に 容易に入手できないのは
困るでしょうから、まだまだ当分 パーツ入手が出来るであろう
90年代 後期型車両の燃料センサーを取り付けできる様にと
アダプターをワンオフして溶接していたんです (^^)/
もちろん これにより、液晶デジタルメーター内の 燃料計が
きちんと作動させられるんですが・・・ う~~~ん・・・
同じくモニター内に装備されてる油温計も しっかり作動させる
予定だったんですけど・・・
よくよく考えてみると、専用の油温センサーをボルトオンで
取り付けできる NITRO RACING × EARLS オイルクーラーKITに
Z1000J用のラインナップが、なかったんですわ・・・ ( ̄▽ ̄;)
Y・S さ~んっ!
RCM-468、完成までカウントダウンに 入りましたよ~っ!