こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
いっや~ それにしても、 寒くなりましたな~・・・
実は先週 カゼを引いてしまいまして、 何すかねーーー?
カゼ引くと 自分の弱いトコに痛みが出るもんなんスかねぇ・・・
実は親知らず歯が未治療で、夜中にやったら痛くて 時差ボケの次は
歯痛かいっ! Σ(・ω・ノ)ノ! っと、夜中に思わずカゼ薬を飲んだら
すぅぅぅ~~~~~~ っと、 楽になりました・・・
皆さんも “たかがカゼ” なんて油断せずに、ご注意下さいね。
それでは 本題!
RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・
RCM-447 Z-1のオーナーでもある、埼玉県在住 Y・S さんの
2台目! RCM-468 (その7)です!
前回から引き続き、エンジンセクションの作業。
シリンダーは最近の傾向としてライナーを入れ替え、圧入状態を
健全化させておくのが かなり増えました・・・
そこへ更にパルホスM処理を施す 最良メニューを投入してます。
ピストンはもちろん、ドイツ ヴォスナー社製の 鍛造品。
イタリアヴォスナーの完全オリジナルスペックで、圧縮比が
10.8:1と、若干高めに設定されているのが 魅力・・・
またスカート長がノーマルに近い長さに設定されてるのですが
実はこれにも訳がありまして、旧いバイク用のピストンに限り
いわゆる首振りが 数年前に各国からレポートされて来たらしく
少し前から首振り対策の必要性が 見直されていたとの事・・・
故にスカートが 元の長さへ近づく形へと至ったのですが・・・
それでも側面部など、肉抜きをコンピューター解析にて各部に
施しており、かなり軽量化を果たしていて 高回転域まで回せる
ピストンとしてバランス良い進化を果たしています。
全てイタリアヴォスナー支社長 オノスクーリ氏の長年にわたる
エンジニアとしての経験に、ドイツヴォスナー 開発側の考えが
加わって 現在の仕様に至っていると聞かされました。
シリンダーヘッドは おなじみ、焼結合金製のオーバーサイズ
バルブガイドを製作して 総入れ替え・・・
その後 シートリングのカットを施し、ヘッド下面を最少値にて
面研しています。
バルブも組み付けて、シリンダーヘッド コンプリート!
ヘッドを搭載し、カムシャフトを組み付け バルブクリアランスを
測定し シム調整・・・
Z1000J以降のシリンダーヘッドは 鋳造工程が変わったのか
はたまた材質なのかは不明ですが、Z-1やMK-Ⅱなどに比べて
若干鋳物が もろい様に感じます・・・
状態悪い物だと、必ずと言っていいほどカムホルダーの下ネジが
何ヵ所かダメになってしまう事が多いんですが、このヘッドでは
一ヵ所もダメになる事なく 素直に組み付けが進められました ♪
RCM-468 エンジン、完成ですっ! (^^ゞ
本来ならラバーマウントである フロントエンジンマウント部は
ラバーの代わりに ジュラルミンで削り出したカラーを挿入・・・
エンジンから派生する振動が 車体回りにバイブレーションとして
伝わりますが、加速・減速の繰り返しにより エンジン搭載位置が
前後に動いてしまう位なら バイブレーションは微弱なものだし
「この468は リジットで行こう!」 と 相なった訳です。
さぁ~! エンジンを 搭載しましょう~!
担当メカはウキウキ (^^♪ 他はガックシ (-_-;)
微妙にZ-1系とは違うので、意外に勝手が違います・・・
フレームやエンジン側に傷を付けない様、要注意!
無事、搭載完了っ!
そのままの勢いで ナイトロレーシング製 チタン手曲げEXの
ヒートポリッシュ仕様まで 取り付けました ♪
う~~~ん・・・ なんか、 かなり・・・
イカしたマシンになりそうな気配、 感じますよ~っ!!!
Y・S さ~んっ!
年明け1月末、寒~い時期ではありますが 完成予定ですので
2月に登録&ロードテストを行って、春一番が吹くころには
お渡し出来そうですよ~っ! (^^)/