こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
ロス出張から戻って、ちょうど一週間・・・
昼間はとんでもない量の仕事に追われ、朝晩は時差ボケ・・・
夜な夜な自宅でパチパチ 更新する気力も出ず・・・
本日、しばらくぶりにブログ更新しております・・・
あの Long Beach以来、更に海外からの問い合わせが増えており
随分 手ごたえがあったんだなと・・・ 改めて実感しました。
激しく変わって行く時代の中、まだ 未来の希望へと繋がる扉を
ほんの少~し 開いただけですが、ここからはより難易度の高い
具体的な応用編への挑戦も始まります・・・
毎日がアッと言う間に過ぎ去る・・・
すごく大変だけど、そんな甲斐のある日々が これからまだまだ
続く事でしょう。
来年も更なる一歩を進めるべく 共に歩む仲間達、スタッフ達と
共に これから数年間の計画が進行中ですので、2019年以降も
是非また ご期待して頂きたいと思います (^^)v
それでは 久々、本題に入りましょう!
RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・
RCM-447 Z-1のオーナーでもある、埼玉県在住 Y・S さんの
2台目! RCM-468 (その6)です!
アッパーカウル上側を固定するブラケットが 出来上がりました。
カウルの取り付け位置を 若干、前後に調整できる構造としており
粘りがあって振動に強く、クラックの入りにくいステンレス材を
用いて造りました。
続いて、メーターブラケットのワンオフへと移行します。
同時にヘッドライトステーやカウル下側ステーも、寸法上絡む
構造となっており 難しく、ここは中村も しっかり入る事に・・・
いや~~~ 沢山、ワンオフものがありますわ・・・ (;^_^A
一方で、前回まで順調に進んでいたエンジン・・・
一度クランクケースをあわせ、規定トルクで締めて組んだところ
クランクの回り方に わずかな違和感を感じた為、もう一度分解・・・
組み立て式クランクを一度全て分解し、ベアリングを新品交換し
位相を合わせながら再び組み立てる、リビルドを施しました。
回転ムラもなく、非常にスムーズに回ります ♪
6速クロスミッションのドック噛み合いは、シム調整済みなので
これでようやく、クランクケースを合わせる事ができます。
ケースを本組みした後は、変速機の操作を念入りにチェック・・・
ここがとても 重要!
この段階でトランスミッションのスライドが ストレスフリーで
回らなければ、絶対アウト!
1速~6速まで、手で回して シフトドラムとシフトフォークが
それぞれ すんなり動かなかったら、確実にフリクションロスが
変速系統に発生しており、それはシフトタッチ不良や パーツの
金属疲労へと繋がりますから、重要なポイント・・・
エンジンを組む上で最も注意を払う 作業の一つなんです。
それにしても湯浅の “チョイヒゲ” が気になります・・・
“男を売り物” にしてる訳でもない 湯浅が、無精ヒゲ生やして
髪もボサボサですから、よっぽど忙しいんでしょうな・・・
話を戻しましょう (^^;)
ただの6速クロスじゃ~ ありませんよっ!
23mmロングになっているアウトプットシャフトを 強靭な
ジュラルミン削り出しミッションカバーで、てこの原理が働く
シャフト先端を がっちりホールドしている、EVOシステム!
オフセットスプロケットではなく、フラットなスプロケットで
180リアタイヤ化する為に必要な 23mmのチェーンライン
オフセットが可能だから、消耗品サイクル時のコストも低減!
ロックワッシャーもキッチリ効かせられるし、RCM製作時に
おいて アップグレードメニューの定番となりつつありますっ!
立入・・・
これで いいかね・・・ ( ̄▽ ̄)
エンジン腰下が完成し、ピストンまで組み付けました!
シリンダーやヘッドの準備も出来ておりますので、このまま
一気に エンジンコンプリートまで行きたい所!
Y・S さ~んっ!
来週あたり、かなり具体的な形となりますんで
楽しみにしてて 下さいよ~~~っ!!!