こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・
RCM-447 Z-1のオーナーでもある、埼玉県在住 Y・S さんの
2台目! RCM-468 (その3)です!
芯出しが完了したクランクシャフトを、クランクケースアッパーに
装填し・・・
ドリームクラフト製 6速クロスミッションに コラボレートした
サンクチュアリーコウガ EVOシステムも、ケースにセット・・・
ミッションギヤが新品になる・・・ と 言う、利点もさながら
噛み合うギヤのドッグが勾配形状となっており、逆テーパー形状の
効果で ギヤ抜け防止対策されてる点が、パワーの上がったマシンに
ありがたい構造・・・
もちろん 高速走行時において「もう一つ トップギヤがある!」 の
あの感覚は、実際乗ってみれば ありがたみがわかります (^^♪
もう一つ、この ロングリーチなアウトプットシャフトにも注目・・・
Z1000J/R系に リア180タイヤを履かすには、19mm以上の
チェーンラインオフセットが必要なんですが、このEVOシャフトを
用いる事で フラット形状なスプロケットのまま チェーンラインを
合わせる事が出来る・・・
唯一の難点は とてもナーバスな製品なので 組み付けにノウハウが
必要な事・・・
何度かご紹介しましたが、工業用の精密規格シムを 異なる厚みで
複数揃えてあり、IN&OUTシャフト それぞれシムを入れ替えて
ギヤのセット位置を 微調整してやる・・・
ドックの噛み合い具合をベストな状態にして シフトフォークにも
ストレスが掛からない様にしてやると言う、調整が必要なんです。
新品だから大丈夫・・・ ではなく、新品でも先ずは疑う・・・ が
エンジンを組む上での 大切な心がけ・・・
6速 クロスミッションに限らず この精密シム調整は、ノーマルの
ミッションでも効果アリで、ほぼ 必須メニューとなっています。
このあと残念ながら ちょうど欲しいサイズのシムが切れていた為
注文して入荷を待つ事に・・・
その間、車体周りを進めておきましょう・・・
まずは見るに耐えない、この仮り組み 純正スイングアーム状態を
何とかしたい・・・ (;^_^A カッコワルイシ
SCULPTUREアームが準備できたので、組み付けします。
ピボットのベアリングに 3つのニードルローラーと 1つのボール
ベアリングを組み合わせており、スラスト&ラジアル 両方向に対して
ガタつきしない構造が、このスイングアーム 最大の魅力・・・
アーム長も ノーマル +20~25mmと言う、17インチホイール化で
必要となる トラクション重視規格になっています ♪
ナイトロン ブラックステルス リアショックも取り付けて・・・
スタンバイしていた O・Z レーシング GASS RS-Aホイールに
タイヤを組み付けします。
Y・S さ~んっ!
先日は打合わせの ご協力を頂き、ありがとうございました~っ!
このRCM-468も 久々 気合の入った仕様で、どうやら長期の
製作になる様相を見せて参りました・・・
引き続き 今後の展開も、ブログで見て下さいね~っ!