こんばんは、サンクチュアリー本店の中村です。
しっかし まぁ・・・ 暑いっ すね~・・・
もう夏も 終わりかな~ なんて思ってたんですが、またぶり返しで
厳しい夏に 逆戻り。
加えて連日にわたり続く 激しい仕事の量に、さすがに・・・
ちょっと 疲れて来ました・・・ (;^_^A
ただ ひたすら寝るだけの、定休日が恋しい・・・
そうも言ってられませんから、がんばりますがっ!
本題に入ります。
RCMの中でも 比較的少数派となる機種、Z1000J・・・
RCM-447 Z-1のオーナーでもある、埼玉県在住 Y・S さんの
2台目! RCM-468 (その3)です!
全分解後、各部のガスケットをはがして 洗浄されたエンジン・・・
側面カバーなどに いくつもの傷があったため、ガンコート前に
下地研磨を施しました・・・
事前に下研を 行ったかどうかで、仕上がりが全然違いますから
手間は掛かりますが、ここは丁寧に下処理しました。
で・・・ 数日後・・・
デカい荷物が到着・・・
これは絶対、パウダーコーティングされたフレームでしょう ♪
一部 足回り部品が足りませんが、はやる気持ちを抑えられず・・・
車体、立ち上げます・・・
いいですねぇ・・・ ♪
新規に設けたステップマウントも レイダウンの感じなんかも
改めて観察すると 「いい感じ!」 に見えます。
それではこれより 作業開始!
ステムベアリングレースの圧入部を清掃し、レースの打ち込み。
めっちゃブレてますが、ハンマースピードは普通です・・・
ステアリングステムは SCULPTURE製 “SP” タイプで
ゼファー1100用をチョイス・・・
ご存知な方が多いと思いますが、ステムシャフトとベアリングが
Z1000Jとゼファー1100では、同寸法・・・
無加工でそのまま 取り付けが可能です。
しかも 左右ストッパーの位置や形まで、相性良し!
SCULPTUREステムの画像のタイプ 2点止めストッパーは
左右ピースを入れ替えると、左右の切れ角が わずかに変更できる
構造なんですが、そういった便利機能を使うまでもなく そのまま
ちょうど良い切れ角になるんで、一つ仕事が 減った気になります。
車体の作業を 進めていると・・・
ガンコートされたクランクケースの、内燃機加工が完了 ♪
シリンダースタッドボルト4隅 植え込みのネジ穴に、ヘリサート
スプリューを挿入・・・
高いトルクで絞めても伸びにくい サンクチュアリーオリジナルの
クロモリシリンダースタッドを採用するんですが、最近 経年変化に
よる劣化が進んだのか、ネジ穴側の方が負ける個体も出てきており
ネジ部の強化を 先に行っておきました・・・
Z1000Jも、生産されてから 35年以上・・・
J系は気のせいか、Z-1やMK-Ⅱなどより 鋳物材質のもろさを
感じる事があり、ならば伏線をと 事前に対策した次第でした。
Y・S さ~んっ!
NITRONフォークがまだ来ませんが、進められるセクション
全て同時にて進行しております!
また ご連絡しますね~っ!